木村 誠さん (株式会社ランナート 代表取締役 – http://runart.jp )
ロルフィング5回目感想
今回のテーマは深層部、カラダの前面ということでした。
自分の場合はランニングフォーム等で前傾を意識しすぎていたからか、腸腰筋などが短縮してしまっているとのこと。
さらに、上体のローテーションがあり、その歪みも改善していくように施術をしてくださいました。
他の方への施術がどうかはわかりませんが、かなり自分に対してオーダーメイド色の強いアプローチをしてくれているように感じました。
ロルフィングは10セッションと回数が決まっていて、さらに各回ごとにテーマも定まっているので、1回目のセッションのときに施術はある程度マニュアルチックに行われるのか?
それとも対象者に合わせて内容が全然変わるものなのか?を伺ったのですが、
佐藤先生からは「ある程度のフレームはあるが、施術者によってもアプローチは全然ちがう」とのことでした。
これは近しい業界に身を置く立場(トレーナー)としても、信頼感がとても高いです。
それでいて、ロルファーさんがカラダに接する職業として非常に高度なレベルの方々であることを示してくれています。
※(個人の見解になります)
接骨院や整骨院、またはチェーン展開している整体院などでは、
バイトを雇って、バイトでもできるような即戦力マニュアルを作り、
規模の拡大をさせるのが定石なわけですが、もちろんそういうことをやると一定のサービスしか提供できず、簡単にいうと質が悪いわけです。
そういうところでは、痛い部分を揉むとかストレッチするとかそういうレベルのことしかできません。
そりゃそうですよね。インスタントな知識ですからね。
でもそれが、患者さんには質が悪いのか良いのか判断できないことも非常に多いわけです。
佐藤先生のロルフィングは、それらのインスタントな施術とは対極にありますね。
本当に質の高い、お客さんのことを本気で考えてくれる本物の施術であると心底感じています。
僕もカラダに密接に関わっていく仕事をしているので、経験や知識、メソッドの「深さ」がわかるんです。
こういう本物の施術を受ければ、カラダの根本的な原因の解決にめちゃくちゃ大きく貢献してくれるだろうと思います。
さて施術後は、前述のローテーションの歪みが改善された感じがあり、より深く呼吸ができるようになった感覚がありました。
毎回毎回、新たな気づきがあり、自分のカラダが洗練されていくような気がして本当に気持ちが良いです。
これは僕が常々求めている感覚なので、非常に嬉しいです。
次も楽しみです。
施術者から