モニター体験談
A.K.さん(女性・30代・元看護師・主婦)
前回と今回のセッションは深部へのアプローチということだったが、前回は寝不足で施術中爆睡(笑) 今回も所々で寝てしまいました。
でも、この寝れちゃった施術後に思ったことは、ロルフィングの“痛み”って、他のマッサージとちょっと違う?って。あくまでも個人的な感想で、上手く伝えられないけど、よくあるマッサージって、凝ってる所を力の強弱で押したり揉んだり、強くすれば当たり前だけど痛い。
ロルフィングは、もちろん痛い所もあるけど、むやみに力を入れないって感じ。必要な所に必要なだけの力と目的のアプローチをする。
だから、マッサージでは力の加減をよく聞かれるけど、ロルフィング中は、痛みの加減についてはあまり聞かれず、アプローチに必要な「〜してみて」や、その時の感じ方がよく聞かれる。重要なのは力ではなく、それぞれの部位へのアプローチ方法って感じた。
それで施術後の感想は、施術前に感じていた外側にかかる足裏の重心、内側に重心をかけずらかったのが、比較的均一に変わった。内側へ力を入れる感覚が良く分からなかったのに、足裏の内側から脚の内側、骨盤から上半身の内部へ力が伝わる感覚が少し理解できた。
「足がよく疲れる」って伝えると、外側に力を入れることは、外に力が逃げやすく、下半身だけで歩いているということになりがち。
内側も上手に使うと内部で上半身につながっているため、全身を上手く使うことができ、下半身が疲れにくいと教わった。
施術後は足の疲れが軽減し、それをとても実感した。また歩き方や注意点も教えてもらい、実践すると、より姿勢が良くなっている感覚と、今までどれだけ姿勢が悪い=体に負荷をかけていたのかも良く分かりました。
(シリーズも半分終わったということで、第1セッションと第5セッションの写真を掲載します。)
(左- セッション1前 右- セッション5後)
施術者から
今回は10回シリーズのちょうど半分、区切りの5回目のセッション。これまでのセッションで、A.K.さんのカラダへの意識や日常での感じ方に変化があるようで、とても嬉しいです。
前回のセッションに続き、下半身の深部から上半身のつながりを強く意識した第5セッションになりました。セッション前に使いがちになっていた、下半身の表層の筋肉(外側にある大きな筋肉)から深いところに位置している筋肉への意識を高めることに集中しました。そうすることによって、歩行時の脚の蹴りが伸び、下半身と上半身でのひねりが増えました。
第1セッションからこの第5セッションの間で、骨盤がうまく立ち、骨盤から背骨の関係性、そして、骨盤と胸郭(胸)などカラダのそれぞれの位置が平行性を増しました。
カラダのバランスが良くなって、負担の少ないキレイな姿勢になってきました。
凛とした印象を受けます。
繊細な感覚を持ち、さまざまな変化/反応を見せてくれるA.Kさん、
これからの10シリーズの後半戦でも、どのような変化が現れるか僕も楽しみです。