ロルフィングの説明


ロルフィングはアメリカ人の生化学者〝アイダ ロルフ 博士”によって編み出されたボディーワークです。

手や指、肘を使いながら、筋肉や内臓を包んでいる筋膜にゆっくり圧をかけながら緩め、調整していきます。同時にクライアントからの動きを交え、身体感覚を研ぎ澄ましていきながら、身体のバランスを整えていきます。

ロルフィングでは重力がとても大事なコンセプトになっており、下記のような考えに基づいて作られました。

(1)重力の中で暮らしている多くの人の身体は、正常な身体の位置から大きくずれている。

(2)人間の身体は重力の中で、負担の少ないように各部位が位置している時に、より効率的に働く。

(3)人間の身体は柔軟性があり、いつでも重力と調和する正しい位置に調整することができる。


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アイダロルフ博士 ニューヨーク生まれ。1920年にコロンビア大学医学部にて、生化学の博士号を取得。その後は、ロックフェラー研究所に勤務。ヨーロッパに渡り、数学や原子物理学、ホミオパシーなどを学ぶ。ヨーロッパから戻ってきてからは、家族や自身の健康問題を解決する過程で、オステオパシー、ヨガ、カイロプラクティック、アレクサンダーテクニックなどを学ぶ。その後、Structural Integration(構造の統合)を作り出し、現在はロルフィングという名前で知られている。



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なんか難しい感じがしますか?

そんなことはありません。

左の写真をご覧ください。

右の少年の身体の中心には一本の線が通っていて、安定しています。

一方、左の少年の身体は各部位がバラバラで、バランスが悪く安定していません。(不安定なジェンガのように、いつ倒れてもおかしくない状況です)

このような不安定な状況では、身体のバランスを保つため様々なところに負担が掛かってしまいます。

例えば、左の少年の首は頭の位置を保つために常に緊張状態でいなければなりません。首より前に位置した頭を落ちないように、支えている為です。

ロルフィングでは一つ一つのジェンガのピースを元の位置に戻すように、身体が最も安定した心地いいバランスに整えていきます。

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重力の中で身体のバランスが整うことによって、不必要なエネルギーを使わなくなり、元々ある身体の構造で身体を支えることができるようになるので、負担の少ない効率の良い動きを引き出せるようになります。


rolfing-fascia ロルフィングでは身体全体を包んでいる筋膜を調整しながら、身体を整えていきます。

左の図ではセーターが筋膜を表しています。

左の図の様に、セーターの左下(向かって右下)からの引っ張りが原因で、その対角線に位置する右肩部分に影響がでることがあります。

そして、右肩に痛みがある場合、そこばかりに集中して治療や施術をしても根本の原因は残ってしまいます。

その為に、痛みがぶり返す結果にもなります。

ロルフィングでは身体全体を整えていくことによって、根本の原因を取り除くことができます。


なぜ筋膜なのか?

なぜ筋膜に注目して施術をするのか?

それは、身体のそれぞれの部位の位置を決めているのは、筋膜を含む軟部組織だからなんです。

多くの人は、身体の構造を支えているのは骨だと思っています。

しかし、その骨の位置を決めているのは、筋膜や結合組織を含む柔らかい組織なんです。

筋膜が緊張していると、その緊張によって骨が引っ張られ、骨格が変わっていきます。

それによって、身体の姿勢が変化し、身体への負担が増していきます。

たとえ骨の位置を無理に変えたとしても、元々の原因である筋膜などの緊張が解けていない限り、骨の位置は戻ってしまいます。

そして、上で述べた通り、筋膜は全身で繋がっているため、一部分での緊張が身体全体に影響を与えます。

ロルフィングでは、身体の構造を決めている「筋膜」に働きかけながら、そして、身体全身を整えていくことで、痛みやコリ、不調の本当の原因を取り除きます。


フランスで作成されたロルフィングについてのドキュメンタリー番組です。

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