10シリーズ

10-series01ロルフィング10シリーズの説明

全10セッションで完結するシリーズです。

最初の3セッション(スリーブ/表層)

– ロルフィングの最初の3セッションは表層への働きかけを目的としています。表層というのは、皮膚のすぐ下にある(身体全体を包むストッキングのような役割)筋膜をリリースしていきます。


 第1セッション(上記のイラストの赤の部分

第1セッションのテーマは呼吸になります。骨盤と胸周りへの働きかけを中心に、呼吸への意識を高めていきます。

セッション後よく聞かれる感想には、「背が高くなった感じ」や「骨盤周りの動きの滑らかさ」などがあります。

呼吸のパターンも大きく変わることがあり、胸の上部での呼吸が強い人は、胸の下部の意識や呼吸(横隔膜が位置するあたり)が大きくなり、深い呼吸が自然にできるようになります。

第2セッション(イラストの緑の部分)

第2セッションでは地面からのサポートを作るために、脚(膝から下)に働きかけていきます。建築と同様にまずはしっかりとしたサポート/基盤を作ることが大事になります。

脚は内側の方が身体を支えるのに適しているのにも関わらず、外側を使い歩いている人を多く見かけます。セッション中には片脚の施術後、反対の脚と違いを感じてもらう為に、立って歩いていただくことがあります。

よく聞かれる感想には「施術された脚の方が安定感がある」や「地面としっかり接着している」などがあります。そして、施術前より脚の内側を使って歩くことで踵への負担が少なくなったとの感想もあります。

第3セッション(イラストの黄色の部分)

表層の最後のセッションになり、第1と第2セッションを繋ぎ合わせるものになります。このセッションではクライアントさんに横に寝てもらい、身体の横(外側)のラインに働きかけていきます。

胸郭を肩甲骨から分離し、肩/肋骨/骨盤の位置を平行にしていきます。そうすることにより、各部位が他の部位のスペースを侵すことなく調和がとれるようになります。骨盤がブランコのように胸郭からぶら下がっているイメージになります。

よく聞かれる感想には、「呼吸時に楽さ」や「バランスの取れていなかった部分の痛みの軽減」などがあります。


10-series_02

第4から7セッション(コア/深層)

第4セッションからは、コア(深層)のセッションになります。

コアというのは最初の3セッションで働きかけてきたスリーブ(表層)の奥にある層で、体の中心/脊柱の周りに位置しています。

これからの4セッションでは、深層を表層から分化さしていく目的があります。


第4セッション(イラストの赤の部分)

このセッションでは体の内側のライン(踵から骨盤底筋群)に働きかけながら、サポートを強化していきます。

下半身への働きかけが中心になるセッションですが、「上半身の伸び/軽さ」などを感じる方が多くいます。

セッションで体の内側にしっかりとした支柱を作り、そこから上半身は上に伸び下半身はぶら下がっているイメージになります。

第5セッション(イラストの緑の部分)

第5セッションは第4セッションの続きと考えられており、セッションの間を2−3週間以上間隔を空けないことが勧められています。

このセッションでは身体の前面に働きかけ、深層の筋肉を呼び起こします。表層と深層を分化しながら、腸腰筋などの深層の筋肉が効率よく働く為の十分なスペースを作っていきます。

第6セッション(イラストの黄色の部分)

10シリーズでは、全てのセッションで何かしらの骨盤を目的とした働きかけがありますが(膝から下への働きかけの第2セッションでさえも骨盤のサポートを作る目的があります)、このセッションは骨盤周りのワークに特化したセッションになります。

脊柱から続く仙骨と臀部の深層にある筋肉をリリースすることで、歩行を含む下半身の動きを向上させます。クライアントさんにはうつ伏せになってもらい、身体の後面に働きかけていきます。

第6セッションまでいくと、多くの人は骨盤、そして「身体全体のバランスの向上」に気づく方が多く、「周りのスペースの認識の変化」なども報告されています。

腰痛で苦しんでいる方の多くは、第6セッション後に大きな変化を感じる方が多いです。

第7セッション(イラストの水色の部分)

第7セッションは、頭と首のバランスを整えるセッションになります。

首の筋膜のリリースや、頭蓋骨や顔の結合組織に働きかけながら、脊柱の上に位置する頭のバランスを整えていきます。


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統合のセッション(第8、9、10セッション)

最後の3セッションでは、今までのセッションとは変わり、前7セッションで分化させてきた身体を繋げる/統合させていくセッションになります。

第8、第9セッションでは、それぞれ上半身か下半身(イラストの赤と緑)を統合していき、最後の第10セッション(黄色)では全体の統合になります。

この3つのセッションでは、日常生活(重力の中)に戻った時に、身体がうまく適応するよう、座った状態や立った状態での働きかけ、セッション中の動きや歩行などが多くなります。

Graphics courtesy of Matt Hsu,Certified Rolfer


フランスで作られたロルフィングのドキュメンタリーです。日本語字幕がついていますので、是非ご覧ください。

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