旅と身体

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私は昨年まで約1年半の長期の旅行をしながら、ロルフィングを含む様々な代替医療を学んでいました。

そこで感じたことは、旅をするのは身体を学ぶのに似ているな!ということでした。

旅に出たきっかけは、大きく言えば「知らないものを見たい・感じたい」という好奇心。

そこまでに達するには、もちろん紆余曲折がありましたが、

最後に後押ししてくれたのは、シンプルな好奇心だったと思います。

それは他の国の人や文化や景色、そして伝統医療や代替医療。

この「好奇心」というもの。

僕はすごい大事だと思うんですよね。

小さい頃には知らないものが溢れていて、すべてが新鮮ですよね。

子供は好奇心の塊。

でもだんだん成長すると、生活パターンは決まり大体のこと理解・予測ができてしまいます。

その環境では大体のことは計画ができてしまうので、楽ではあります。

でも人によっては、ちょっとつまらないことでもあるかもしれません。

旅をしていると、予測してないことばかり起こります。

見知らぬ土地に、見知らぬ人。

どんなに計画を立てても、その通りにはほとんどいきません。

だからこそ、その「予想外」を楽しむ心、好奇心が大事だと思うんです。

身体を学ぶことも同じだと思うんです。

身体って学べば学ぶほど、未知のものに思えてきます。

本をどんなに読んでも、何百の身体を見てきても、一人一人違います。

だからこそ、もっと知りたくなります。

全てを知ることがないと分かってるからこそ、今できることに集中します。

きっとロルフィングに来てくれる人も、そういう「好奇心」を持ってくれたから来てくれるんだと思います。

ロルフィングで私の身体どう変わるんだろう。

私この痛みがなくなったら、どういう生活できるんだろう。

もっと身体のバランスがよくなったら、どう踊れるんだろう。

様々な理由があると思いますが、

その一番奥にあるものの一つは、好奇心なのかなと。

だからこそ、そういう気持ちを持ってロルフィングを受けに来てくれる方にとって、セッションはとても楽しいものになると思います。

ずっと一番近くにあった身体なのに、こんなに知らなかったんだ。

こんな感覚あったんだ。

こういう動きもできるんだ。

こんな心地いい姿勢もできるんだ。

ひとつひとつが新たな発見。

そして、そんな発見がシリーズ中にたくさんあると思います。

旅もロルフィングも好奇心があるから楽しい。

好奇心がある限り、身体も心も変わるんですよね。

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