あなたがそれをやる理由は?楽しい「から」やるのか、楽しいことの「ため」にやるのか?

なんでそれをやるのですか?
Why

人が何かをやる時に考えること/理由に、まずは「これをやれば何かを達成できる=未来の自分にとって楽しいことが待っている」。この場合は未来に重点が置かれているから、「今やっていること」は、ただの準備になる。だから今が楽しいか辛いかは大きな問題ではない。例で言えば、スポーツ選手が4年後のオリンピックの為に、厳しく辛いトレーニングを毎日続ける理由は、オリンピックでメダルを取るという「未来の自分」が幸せを感じる為である。反対に「今、楽しいことをやる人」は未来の自分を想像する必要なしに、楽しいことをしている。(旅人などはこういう人が多いかもしれない。究極は赤ちゃんかも)。学生など、これから何をするか、将来かけて何を仕事にしていくかを考えた場合はどちらを主点に置いた方がいいのだろうか?日本の教育の傾向からみると将来苦労しない為に、勉強をして、いい学校、仕事に就く為に、今辛いことをすることが「素晴らしい」ことになっているような気がする。そして、実際にその目標を達成した時に残るものはなんなのだろうか?ある起業家の方が本で述べていたこと。「夢は雲のようなもの。掴んだ時の気持ちは、嬉しくって仕方がないでも、明日が不安で仕方がないでも、ドキドキした興奮する気持ちでもなく、ここまでやったんだという達成感でもなかった」掴んだ夢や目標は一旦掴んでしまうと雲のように消えていってしまう。では、なぜそれを追い続けるのか?「ただ夢を追うそのプロセスが素敵なんじゃないか」。一つの目標を達成したら、その先には新しい目標ができる。掴んでは消えて、掴んでは消えての繰り返し。だからこそ、夢や目標を持つのはとても大事だが、その為に「今」をおろそかにすることはとても恐ろしい気がする。なぜなら、一番大事なの「今歩んでいるプロセス」だから。特にスポーツや競争の世界で生きている人の多くは、この盲点に陥っている人が多いかもしれない。僕もそうだったが(今でもその傾向はあるがw)、目標の為に人より厳しく、耐えて、自分を犠牲にして、未来の幸せの為に頑張る。その中で学ぶことも沢山あるが、「勝ち負け」で白黒がはっきりつく世界だからこそ、その過程を認める自分がいないときっと辛くなってしまうと思います。どちらが良い悪いではなく、バランスの問題。今から繋がる未来なのか、未来から繋がる今なのか?少しの見方の違いで、余裕がでることもあるかもしれませんね。

という独り言。
Process

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