日本に帰って来てから、早くも半年以上が過ぎました。
アメリカ滞在から世界一周で、日本からかなりの期間離れていました。
浦島太郎感はいなめませんが、帰国後もたくさんの方に助けられながら、なんとかやってきています。
特に今月はいろんな方との再会や食事会の機会が多く、人に会うことでたくさんのパワーをもらえるなと再確認しているこの頃。
自分の中で、昔から大切にしたいなと思っている3つのことがあります。
それは、
「本を読むこと」
「旅をすること」
「人に会うこと」
先日、そんな話しを友人にしていた時に言われて、はっとした言葉。
「結局のところ、こーすけさんが見てるのは人なんですね。」
「本」「旅」「出会い」違う方法から見ていたものは一緒だったのかも。
留学時代からかなり読み始めた本。
なんで本を読むのか?
それは、自分の知らない人生や経験、そこから得た知恵を垣間見る。単純に、人生に生かす知識を増やす。もしくは、楽しさや悲しみ、感動などの感情を経験する、新たに発見するなど。
その目的はさまざま。
だけど、すべての本に通じることは、それがどんな種類の本であったとしても、「著者の表現したものが本に詰まっているということ」なんじゃないかなと。
著者が伝えたいこと、表現したものを、本という方法を使って知ることができる。
旅も同じだと思う。
旅をすることで、未知の場所を訪れ、異文化を知り、雰囲気を感じ、その土地の食や建築物を見ることができる。そして、旅の中でたくさんの人にも出会う。
旅に求めるものは人それぞれ。しかし、それが何であったとしても、その土地独特のものは、その国や地域の人が作りあげてきたもの。
食でも、建築でも、医療でも、文化でも、
人が築きあげてきたものを知ることで、人を知ることにもなる。
「旅で出会うものはすべて、その土地の人が築きあげてきたもの」
最後の「人に会う」というのは、文字通りですよね。
人に会えば、その人の雰囲気や姿勢、考え方や哲学、自分とは違うものをたくさん見ることができます。
自分とは違うものを持つ人、対照になるものを通して、自分を更に理解していく。
自分と似たものを感じる人に出会い、信じるものをさらに確立していく。
「人に会うこと、話しをすることで、自分がなにものなのかを知っていく」のかなと思ったりします。
単純に人の話しを聞くのが好きっていうこともあるんですけどね。
幸運にも、たくさんのユニークな方々に会い、話しをする機会があります。
「伸びる人は、バカでまっすぐな人」
「三十路なんてまだまだ。40代からやっと独り立ちよ」とバリバリのキャリアウーマンの方に言われて、はっとしました。
自分の信じる道にまっすぐ。
あと約1週間で30歳。
少し落ち着こうとしていたのが、似合わない。
30代もバカでまっすぐに突き進みたいと思います。