先日、ロルファー™仲間4人と一緒にロルフィング®説明会を開催させてもらった。
田畑浩良さんを中心に、宮井健太郎さん、大久保圭祐さん、三浦正貴さん(順不同)とご一緒させていただきました。ロルフィングとはどういうものなのか?という概要から始まり、そこからロルフィングの特徴と詳しい説明をしていきました。その後は、ロルファーによる実際のデモセッションを二つ。
2時間という短い時間ではありましたが、内容の濃い面白い内容になったのではないかと思います。お越しになった参加者の方たちからも積極的な質問や感想があり、楽しんでいただけたようで嬉しい限りです。個人的にもみなさんの説明やセッションを見ることができ、とても勉強になった時間になりました。
僕の方はロルフィングの説明、主にロルフィングが重きを置いている、他の施術とは違った特徴。「筋膜」、「テンセグリティモデル」、そして「重力との関係性」を中心にお話しさせていただきました。複雑なコンセプトになりがちなので、ビデオやモデルを使いながら、分かりやすく説明できるよう構成しました。予想以上に興味を持っていただき、熱心に耳を傾けていただけたことがとても嬉しかったです^^
プレゼンというのは、大体の人は緊張するものですよね。
僕もいつも緊張します。
留学直後の大学生活では、プレゼンテーションだけをしていくという授業がありました。
まだ英語にも不慣れでしたし、表現力が豊かな欧米人の中でプレゼンをする時の緊張感。よく胃が痛くなったことを思い出します。手足が震えていたこともありました。
はじめはそんな感じではありましたが、英語も少しずつ上達し、場数も増え、プレゼンまでの準備や構成にも慣れ、徐々に「人前に立つ」、「伝える」、ということが楽しくなってきたことを覚えています。
今回のプレゼンでも、スライド上での情報は最小限に抑え、なるべく自分の言葉で、参加者のみなさんに向かって伝えることを心掛けました。(あまり細かい数字や情報を覚える必要がなかったというのもあるんですけどね 笑)
人に伝えるという過程を通じて、今まで理解していると思っていたことを噛み砕いていく作業をしていきます。すると、「あれ、ここはあんま分かってなかったかも」という部分が出てくる。そして、分かりにくいコンセプトを単純にしていく。本当の理解がないとそれができないなと強く感じました。アウトプットをすることにより、自分の中での理解も深まる。
ロルファーの藤本靖さんの新著「感じる力をとり戻しココロとカラダをシュッとさせる方法 わりばし&輪ゴムのワークが効く!」を拝読させていただいても感じたこと。相手を第一に考えながら、本質を分かりやすく伝える。ロルフィングの10シリーズでも、武道の世界でも、本質を多くの人が利用できるように形として落とし込んでいく作業。著書を拝読して、いいものだからこそもっと利用してもらいたいなという気持ちが強くなりました!
今回の説明会で感じたことを、これからのセッションにも生かしていきたいと思います。
ではでは。