モニター写真(医師/男性)セッション6

セッション6前後写真


Y.K.さん(医師・男性・30代)

左- セッション前    右- セッション後

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施術者から

肋骨の怪我により、前回のセッションから間が空いてしまいましたが、モニタークライアントさんの写真を掲載させていただきます。まずは、Y.K.さんが怪我から無事回復し、セッションを受けられるようになったことがとても嬉しいですね!

まず久しぶりに身体を診させていただいた印象としましては、約3ヶ月の間隔があったにも関わらず、しっかりと以前のセッションからの身体の変化が維持できていたこと。骨盤の位置からの下半身の安定性、第四、第五セッションで増した身体の中心軸とからだ前面の自由さ。怪我の影響はもちろん見られましたが、そこを維持できていたことで「ロルフィング」のすごさを改めて確認させていただきました。

肋骨の怪我の影響があり、やはり身体の右側は怪我をかばうように短縮している様子も見受けられました。一度受けた衝撃や痛みによって、その周りの組織は身体を固めようとします。そして、痛みを感じないように「痛みを感じること」自体を放棄して、その部分の感覚/意識が薄くなっていきます。基本的な第六セッションのテーマである「仙骨を自由にし、そこから背骨への力の伝達/動きを促進する」に沿いながらも、右側の肋骨周りの解放、意識/感覚の回復に重点をおき、セッションを進めていきました。

同時に小児科医師という仕事柄、小さい子供に視線を合わせる(視線や体勢が下方向に向かう)ことが多いと予測されることやデスクワークの多さなど、身体の前面の意識が増し、反対に身体の後ろの意識の薄さが感じられました。そこで、身体の後面に働きかけるセッション6では、身体の後面に一枚板のようなサポートを創り、安心して重心を預けられるようにすること。そして、背中と頭の周りの空間意識を増すことで、身体の重心位置が変わっていくこと。後ろの意識を引き出すことで、前面が開き、固まっていた怪我部分も自由に動き出し、呼吸も楽になった印象がありました。

次回は肩、首頭周りに特化した第7セッションになります。これまでのセッションで安定性をました下半身に、自由になった上半身。その上の頭のポジションを整えることになります。首と頭の付け根、背中上部、肩周りに疲れが溜まりやすいクライアントさんにとって、とても気持ちのいいセッションになるかなと予想しています。

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