不登校とは?フリースクールとは?

先日のブログ(わたしの履歴(1))で軽く触れた「フリースクール」、そして「不登校」について書かせてもらえたらと思います。

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まず最初に「不登校」とは何なのか?

簡単に言ってしまえば、学校に行ってない子供のこと。基本的には、小中学校の義務教育期間を指していますが、最近では高校/大学も含まれるようです。経済的理由、または病気によって学校に行けない子供は含まれず、それ以外の理由で年間30日以上欠席する子供を不登校児といいます。教室に行かず、保健室登校している子供は含まれません。

現在不登校の小中学生は、2014年度に全国で約13万人いると言われており、前年度から3000人以上増えています。中学生の不登校率は約2.76パーセント、約36人に1人の割合になり、クラスに一人不登校児がいる計算になります。

小中学校は義務教育。ここで指す「義務」は誰のもなのか?
これは子供にとっての義務ではなく、親御さんが子供に普通教育を受けさせる就学義務になります。子供にとっては「教育を受ける権利」になります。

親が子供を働きに出すなどの教育妨害を防ぐためにあり、現在の不登校児の親御さんは、学校へ行けるように手続きをし条件も整えている為に、親の義務違反になりません。子供が権利を行使するかどうかということになります。

不登校児には様々な理由がありますが、小中学校が合わない/馴染めない子供の居場所として「フリースクール」があります。現在全国には約400以上のフリースクールがあり、出席日数に数えられるところもありますスクールでは自由に勉強、運動、課外学習などをします。
僕が実際に通っていた「相模湖フリースクール」では、午前中は勉強、そして午後は外で野球などの運動をしていました。野球に限らず全ての選択は子供に任せられるので、卓球や釣り、魚類採集、絵画制作、カード遊び、読書、おしゃべりなど、その子によってやることは変わっていきます。スクールの理念である「動けば、次が見えてくる!」は、今でもたびたび思い出す言葉です。

ホームページによると、中学生は全員高校進学をしており、高校へ進学した生徒の中からは東京大学、武蔵野美術大学、東海大学を始めとして、大学、専門学校へ進学した生徒も多数います。

国は不登校対策として、子供たちが学校に復帰するという前提で試行錯誤してきましたが、効果が上がらず、「学校に戻ることを無理強いしている」などとフリースクールと行政側が対立することもあったようです。フリースクールに通う子どもたちは、学校には行けないけれども居場所が欲しかったり、自由に学ぶ場を求めたりしてたどり着いたというケースが少なくありません。

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「一部に地方自治体からの財政支援を受けているフリースクールもありますが、大多数は公的な支援はほとんどなく、運営費は、子どもたちの参加費や寄付金などに頼るしかありません。」(NHK時論公論 – フリースクールをどう支援する

多くのフリースクールは支援をもらえていない状態で、スクール側も通う子供たちも経済的な理由で諦めざるおえない状況があるようです。

「大阪府池田市のフリースクール「スマイルファクトリー」は、市内の小中学生なら無料で利用できる。市の施設をNPO法人が運営する「公設民営」で、市からの委託料約1500万円や1人2万8千円の市外生の月謝のほか、寄付も受けて約20人の常勤スタッフの人件費をまかなっている。」(朝日新聞DIGITAL)

上記のフリースクールでは、通学、訪問合わせて100名ほどの子供がいて、希望者が多く空き待ちの状態のようです。そして、行政とのつながりがあることで、利用者からの信用も増します。これだけの子供たちが殺到しているということ、フリースクールという場を必要としている子供が多くいるということ、そして、何かしらの手立てをしなければいけないということは、この状況を聞くだけでも感じます。

このような状況を受けて、政府レベルでも動きがあり、フリースクールの教育内容の義務教育化に向けての動きが活発になってきました。

「文科省内に自ら(馳文化相)
本部長とする「1億総活躍推進本部」の設置を表明。本部で取り組む課題として、フリースクールなどを念頭に「多様な場で、子どもたちが自信を持って学べる環境の整備」を強調した。」(朝日新聞DIGITAL)

今までの小学校や中学校に行くのが当たり前、学びの場は一つという発想が転換していき、経済面での安定を得ることができるのかなと思います。しかし、義務教育化され国からの規制が増すことにより、フリースクールの持ち味である自主性や多様性が失われないかとも懸念されています。

最近では、出版で有名なKADOKAWAとニコニコ動画のDWANGOが、新しい教育事業としてオンラインによるネットの高校設立を発表しました。(KADOKAWA・DWANGO教育事業発表会)来年の春に開校をし、ITを中心に専門性を育てることに重きを置いた新しい学びの形を提供していくようです。

どの構想や対処にも反対や問題点はあると思いますが、「不登校問題」が注目を浴び考えられる機会が増えていくことは、良いことだと思います。フリースクールのような自由な学び場や新しい形がこれからもどんどん出てくるかもしれませんね。

僕自身これからも勉強をして、何かしらの形で貢献していけたらと思っています。

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