ヨガ講師・野口加奈子さん(モニター感想/第1セッション)

みなさん、こんにちは!

新宿でカラダの不調を根本から整えるロルフィングとカラダの専門家のための実践解剖学セミナーを開催している佐藤耕祐です^^

さっそく、先月から募集を開始したロルフィングのモニターセッションの感想をいただきました。

(今日は第1セッション後の感想になります)

今回感想をくれたのは、

あんどYOGA主催し、大手ヨガスクールで講師活動や産前産後ヨガ/新米ヨガインストラクター向けの講座を開催している野口加奈子さん。その親しみやすいキャラクターと分かりやすく噛み砕いた解説で定評のあるヨガ講師さんです。

芯の強さを持ちながら、すべてを受け止める柔らかさを持った方です。3人のお母さんでもある加奈子さん、一度会ったらそのかあちゃんスマイルが忘れられませんよ!

さあ、さっそく感想に移っていきましょうー。

ロルフィングの第1セッションのテーマは、

『自由な呼吸』

私たちが、一日に2万回以上している呼吸を楽にしていきます。


1.  ロルフィングを受けようと思ったきっかけ/お悩みはなんですか?

右股関節を動かす時に痛みを感じるようになったのがきっかけです。

感覚的に「治るのに時間がかかりそうだ」と感じ、体のケアをしたかったです。

そして、

ただ痛みを取り除くだけでなく、これを機に体全体のバランスを整えたいと思いました。

2. 普段はどのようなお仕事をされていますか?

ヨガ講師

3. そのお仕事の中で普段感じるカラダの悩みはありますか?

・しゃがむと踵が床につかない

・ふくらはぎのむくみ、張り

股関節伸展、胸椎伸展、肩関節外旋の動きがやりにくい

腹部のインナーユニットの働きが弱い

4. このモニターセッションシリーズで達成したいことはありますか?

体全体のバランスが整い、結果カラダの痛みが改善され、動きやすくなったらよいなと思っています。

5.  呼吸についてお悩みはありますか?

普段腹部のを凹ますこと(見た目)を優先して、呼吸が浅いと感じています

6. セッション後、呼吸について変化はありましたか?

大きく変化はありませんが、呼吸をする時、腹部が膨らむことへの罪悪感が減った気がします。

7. セッション後、呼吸以外で変化はありましたか?

一番感じたのは、腹部のインナーユニットがうまく使える感覚があるなということです。

それによって、ヨガのポーズに安定感が出てきました。

8.それ以外で何かありましたら、ご自由に!

ロルフィングを受けるのは初めてに近いです。

まず日常的に短パンを履くことがなく、むしろ避けているので、最初は嫌だなーと思いました。

そして、これまで受けたことがあるマッサージと違い、肌に直接触れることが多いことを知りました。

短パンを履き、直接肌に触れる状態となると、セッションをしてもらう先生に対する

信頼がないと抵抗感があるだろうなと思います。

そういった意味で、今回はよく知っている、信頼のおける佐藤先生にお願いできたのはラッキーです!


【セッション前後の写真】

『解説』

セッション前の骨盤の前傾(腰のそり)がセッション後に少なくなっています。

胸が張った状態と肋骨が開いていたのが、セッション後におさまっています。

骨盤と胸郭(肋骨を含む胸周りの骨)が平行に並ぶようになり、お腹で呼吸がしやすくなります。

平行になることで、お腹の上下に位置する筋肉が連動して動きやすくなり、呼吸がしやすくなります。

胸郭が水平性を持つことで、アゴが引けるようになり、首も長く伸びました。


『解説』

骨盤の前傾(腰のそり)が少なくなり、お尻がゆるみ平らになっています。

その分、腰の窮屈さがなくなり、背中に呼吸が入りやすくなります。

肩甲骨が外側に開き、背中が大きくなったように見えます。

肋骨の上の肩甲骨が動きにくいと、呼吸で重要な肋骨が動きにくくなります。

肩甲骨が自由になり、呼吸が入りやすくなります。


『解説』

セッション前にあったカラダの緊張(正しい位置に重心をおくため)が、セッション後に取れました。

緊張がゆるんだ分、カラダの持っているクセが誇張されたように見えます。
(左に重心がかかる)

ゆがみ(カラダのクセ)の方向にゆるんでいくことで、カラダ自律的に調整をはじめて、緊張が抜けていくことがあります。

掛け金をはずすようなイメージ。

ここら辺がどうなっているか、次回のセッションの時にお会いできるのがとても楽しみです!

肩甲骨周辺がゆるみ、首が長くなったように見えます。


『まとめ』

加奈子さんが感想で言ってくれていたように、お腹を膨らますことに抵抗があり、へこますクセがつくと、体幹の筋肉をうまく使うのが難しくなります。

体幹の筋肉をうまく使うためには、普段からお腹を刺激するような呼吸が必要になります。
(呼吸に使われる筋肉は、体幹を安定させる筋肉が多いため)

インナーユニット(お腹を囲うようにある筋肉)がうまく使えるようになったことを感じていただけて嬉しいです^^

加奈子さんが気になっている胸椎の伸展と肩関節の外旋の制限も、肩甲骨の位置と関連性があるので、これから変化が出るかもしれません。

本気解剖学セミナーにもご参加いただいた加奈子さん、信頼してカラダを任せていただき感謝です。今後のセッションも楽しみです!

 

 

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