ヨガ講師・野口さん セッション感想(第2セッション)

みなさん、こんにちは!
新宿でカラダの不調を根本から整えるロルフィングをしている佐藤耕祐です。

今日はモニターセッションを受けていただいている野口加奈子さんから、第2セッションの感想をいただいたので、ご紹介させていただきたいと思います。

第2セッションのテーマは『グラウンディング=足と大地の繋がり』
足元からカラダをしっかり支えられるように、土台作りの回になります。

ひざ下中心のセッションで、カラダ全体に変化が出るのが興味深いセッションになります^^


第2セッション後の感想

『第2セッションを受ける前のお悩み(足元など)はなんでしたか?』

・足に対して色々と意識しすぎて、常に少し力が入っているような感覚がありました。

・ふくらはぎがいつもむくんで、立っているのが辛く感じることがありました。

『セッションで一番印象に残っていることはなんですか?』

・うとうとしてしまうほど、心地よいこと。

痛いことが苦手なので、こんなに気持ちよく、体がよりよく変化していくなんて嬉しいです。

『セッションで変わったこと/気がついたことがありましたら教えてください。』

・足裏が素直に床につくようになったこと。

頭であれこれ考えなくても足裏が自然に床につくので、まるで足自体がどうしたら一番快適なのか知っているような感じがします。

・歩く時、左右の足裏の着き方のバランスがよくなったこと。

 以前は左右微妙なずれを感じていました。

・重心が少し踵側に移動したこと。

・ふくらはぎのむくみが減ったこと。

『セッションについて、良かった点/苦手だった点も含め全体的な感想をお聞かせください。』

・ロルフィングセッションを受けること自体に、だいぶ慣れてきました。またいつもPCなどを持ち歩き荷物が多いので、セッションに必要な短パンなどを貸していただけてとても有難いです。


『セッション前後の写真』

『解説』

足元からの土台が作られることで、上半身の力みが抜けて、
肩(特に右側)の高さが下がりました。

足元からの支えによって、上半身が持ち上げられて、体幹(ウエスト)が伸び細くなりました。カラダ全体が上方向に引き伸ばされたように見えます。


『解説』

重心が後ろに移動することで、背中に委ねられるようにに立てています。
背中と腰にあった緊張(Tシャツのシワが寄っていたところ)がとれ、腰の反りが減りました。

骨盤の傾きの左右さが減り、左腰にあった緊張が取れました。
(左のウエストのシワがなくなりました)

下半身では、足の向きもまっすぐになり、カラダの土台が安定しました。
(右足のつま先が内側に入っていたのが、セッション後は見えなくなりました)


『解説』

つま先側にあった重心が、後ろに移動して、骨で立てるようになりました。
(解説は下記のまとめにあります)

腰の反りと胸の突き出しが減り、背骨が緩やかなカーブを描けるようになりました。
胸が降りたことで、首の前のスペースが広がり、首元がスッキリしました。


『まとめ』

加奈子さんが感想で書いてくれたように、セッション後は重心が後ろに移動し、無駄な筋肉の緊張がなくなりました。踵骨(かかとの骨)、距骨(足首の真ん中の骨)、脛骨(スネの骨)が一直線に並ぶところに重心があれば、骨で立てるような感覚で楽に立てます。

(下の画像の赤のライン)

ロルフィングでは、その足裏の重心位置を『Eye of Foot』(足の眼)と言います。

Eye of Foot
(ピラティスのインストラクターをしている本気解剖学セミナーの参加メンバーが、クライアントさんにこの意識を伝えたところ、内転筋群(内モモ)から骨盤底の筋肉までしっかり使えるようになったとも言っていました!)

ヨガをされている方は、よく言われる3点のポイント(母趾球/小趾球/踵の中央)の意識が難しい場合は、この一点で立つ意識を持つとグラウンディング高まります。

つま先側に重心が乗ると、ふくらはぎの緊張を引き起こし、むくみの原因にもなります。

楽に立てる場所、骨で立つ感覚、地面に根っこが生えるような『グラウンディング』によって、骨盤や上半身も整っていくのが、第2セッションの興味深いところですね^^

コメントを残す