みなさん、こんにちは!
新宿でカラダを深層から整えるロルフィングをしている佐藤です。
今日は、12月から10シリーズのモニターセッションをスタートした鶴飼千春さんの感想をご紹介したいと思います☺️
ダンス講師/アーティスト(Colifer アトリエ 代表)と活躍されている鶴飼さんは、3年前に初めての10シリーズを受けていただき、今回が2回目の10シリーズ。これからアーティスト(座り作業が多い絵を書くことを中心)の活動に専念するため、改めて受けたい!とモニターに申し込んでいただきました。
現在、本気解剖学セミナーにも参加してもらっていて、カラダの知識がある今受けると新たな発見があると思う!とも言ってもらいました。
イラスト入りのこんな可愛い!感想を直筆でいただきました。
実は鶴飼さんには、本気解剖学(本気解剖学 第5期メンバー募集スタート!)の卒業生に送る似顔絵を毎回描いてもらっているんです!
セッションルームに飾っている絵も鶴飼さんの作品。
ダンス講師として、カラダを動かし感覚に注目している鶴飼さんからは、
「呼吸をすることでカラダの骨/関節が動いたり、重心位置が変わる」など繊細な感想をいただきました。そして、解剖学の言葉を使ってくれているところが嬉しかったり^^ 重心位置を感じやすくなって、電車では支えがなくても立ちやすくなった!とも言っていました。
筋肉の短縮と伸張(緊張とリラックス)を感じやすくなる。呼吸が広がり、カラダの循環や代謝が増して多くの水分をカラダが欲しがっている。不必要な緊張が抜けて、カラダを動かすために本当に必要な筋肉が足りていないのを感じる。など感想を読んでいて、フムフムと頷きながら、自然と笑顔になっていました^^
その変化に対して、すぐ保湿や水分補給など対処するところがすごい!!
『第1セッション前後の写真』
『解説』
セッション後には、肩甲骨が体幹から自由に動くようになり、肩幅が広がりました。
肩の高さを見てもらうと、セッション前には、肩の根元(首に近いところ)と肩先の高さを比べると、肩先が下がっていました。このような場合は、肩の根元(肩甲骨の内側や上の方)の筋肉に緊張があることが多いのですが、セッション後にはゆるみ、根元が下がり肩先が上がりました。
これらの筋肉がゆるむことで、肩と首の根元が離れ、首元がスッキリ伸びたように見えます。
鶴飼さんが感想にも書いているように、背中の緊張があると、肩甲骨が脊柱方向に引き寄せられていきます。セッション後には、肩甲骨が外側(背骨から離れるように)に移動し、腕や手の位置も変わりました。
横から見たときには、骨盤が前傾(腰が反っている)になっていたのですが、セッション後には反りが減り、お腹/背中への呼吸が入りやすくなりました。反りが減ることで、重心が後ろ(カカト側)に移動したことで、頭までのラインが揃い上半身を支えやすくなりました。
下の絵の星マークのガイコツが、骨盤前傾(反り腰)の状態なのですが、お腹の中のスペースが不均等になっています。お腹側はパンパンに張った状態で、背中側はつぶれています。すると、お腹/背中への呼吸がしづらくなります。(実際には空気は胸の中の肺に入ります。)
黄色の矢印があるガイコツのように、お腹360°全体で呼吸ができるようになるには、骨盤の位置が大切になります。
次回のセッションもどんな変化が出るか、鶴飼さんの繊細な感覚と言葉、そして可愛いイラスト😎が楽しみです!!