「迷走患者」を読んで。

先日、スリランカでアーユルヴェーダを勉強していた時にお世話になった岩瀬幸代さんに久しぶりにお会いしました!

旅行ライターをしながら、スリランカという国に惹かれて、今はスリランカの伝統医療アーユルヴェーダを中心に執筆をされています。

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私が世界一周をしているときに岩瀬さんのブログを発見して、「スリランカでアーユルヴェーダを勉強したいのですが、先生を紹介してもらえませんか?」と見ず知らずの私のメールに返信をくれたことが始まり(笑)

(岩瀬さんを含め世界でご活躍されている方は、唐突なメールや連絡にも丁寧に答えてくださる方がほとんど。本当に感謝です。。)

岩瀬さんの新刊「迷走患者 <正しい治し方>はどこにある」を読ませていただきました。様々な意味で衝撃的。岩瀬さんの闘病記、その中で現代医療に問題提起をしているのですが、、

アーユルヴェーダを信じている著者が、アーユルヴェーダでも治せないものがあると認めた上で、西洋医療を選んでの闘病。その中では様々な葛藤があり辿り着いた答えは、

「西洋医療と代替医療、どちらが優れているということではなくて、お互いが補完しあうもの。」

急性期で緊急を要するものは西洋医療が有効だし、長期的に副作用が少なく自然治癒力を高めることができるのは伝統/代替医療。目的によって使い分けられるのが一番いいのではないか。

エビデンスを大切にする西洋医療は再現性が高く理解されやすい。一方、人間が本来持っている治癒力を引き出し、身体(心)をなおしていく代替医療は説明が難しい。

岩瀬さんから興味深いお話も聞かせてもらった。

「最近は実用書しか売れない。みんな考えることが面倒臭くなっているから、簡潔で分かりやすいものが求められる時代。」

そして、本の中でも、

「日本よりものヨーロッパでは、アーユルヴェーダなどの代替医療を受ける人が多いのはなぜか?」

「それは、補完医療で予防することの大切さを知っているから。」

代替医療に西洋医療のようなダイレクトな効果を求め過ぎてしまう傾向。そして、予防とセルフケアの重要性を感じにくい今。

私たちが一番考えなければいけないのは、分かりにくいものを考えること。
その中にこそ大切な本質が含まれているのではないか。

そして、人の体と向き合う仕事をしている限り、確かな知識と技術を学んでいくのはもちろん、ある程度のグレーを許す気持ちを持っていることも大切なのではないか。

ぜひ一度みなさんにも読んでもらいたい一冊です!
迷走患者<正しい治し方>はどこにある


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6月16日(金)
第二回筋膜を蘇らせるセルフケア特別ワークショップ

7月5日(水)
好きをシゴトに耕し突き進む、耕゛(ゴー)の日セミナー

わたしの履歴(4)

さて、世界一周編になります。

世界一周に出発したのが、2012年の12月25日。そこから約半年の旅をして、一度日本に帰国します。その3週間後に再出発をし、トータルで一年半の世界一周になりました。

世界一周では事前に予定はほとんど立てず、最初の目的地(タイ)だけを決めて、後はその場で決めていくというものでした。というのも、勉強を兼ねての世界一周ということもあり、予定が立てづらかったから。事前に予定を組める人には、世界一周旅行券(世界一周堂)もいいかなと思います。僕自身はスカイスキャナーモモンドカヤックなどの格安航空券検索エンジンを使い、その都度チケットを取っていました。スカイスキャナーを使っていれば間違いないかなと感じます。

長期旅行者で最初にタイを目的地にする人は多いかと思います。僕はプーケットから始めましたが、バンコクから始める人が多い。タイを含む東南アジアは旅行者にとって優しい環境が整っていますし、バンコクのカオサン通りに行けば、旅に必要なものは大抵揃います。食べ物や人、治安(当時)などを考慮してもスタート地点とはしてはいいかと思います。

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タイでは寝釈迦で有名なワットポー寺院の近くにある学校でタイマッサージを勉強しました。この学校は1955年に開校し、診察の教育や伝統的な薬草の調合法を教えてきましたが、1961年にタイ古式マッサージコースが設置されました。タイの教育省(文部省)及び保健省(厚生省)に管理されたタイで初めてのメディカルスクールでもあります。詳しくは→世界の医療イロイロ。

ホテルやホステルは、HostelbookersHostelworld.comBooking.comなどを使って手配していました。ガイドブックや旅人のブログなどを拝見すると、日本人宿や旅人が多く集まる宿などを見つけることができます。日本語が恋しくなった時や、情報交換をしたい時などはお勧めです。

僕、かなりの方向音痴です。。なので、旅の最中も道に迷うことは日常茶飯事。
そんな時に、役立ったアプリはこちら→City Maps 2 Go

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この地図アプリはWiFi環境がないところでも、GPS機能で現在地が分かるという優れもの。
事前にWiFi環境のある場所で、特定の地域(例 – 東京や横浜)の地図をダウンロードしておけば、あとは全てオフラインで使うことができます。バスやタクシーなどの移動中にも使えるので、正確に目的地方向に向かっているかも確認することができます。シムフリーのスマートフォンなどがあれば必要ないかもしれませんが、旅先などでは結構使えるものかと思います。

もう一つのおすすめアプリは、レストランのメニューや看板が読めない場合にスマートフォンのカメラを向けるだけで、翻訳してくれるアプリ。以前はWord Lensという名前でしたが、今はGoogle翻訳の機能に加わったようです。

つづく。

タイでのテロ事件

昨日の夜にタイで爆破テロ事件がありましたね。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150817/k10010193531000.html

心配ですね。。

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僕にとって、タイはとても思い入れがある国の一つです。
というのも、世界一周旅行に出て、最初に入国した国がタイだったから。
タイの様子やニュースをテレビで見ると、その当時の自分の感情も同時に蘇ってきます。

まだ始まったばかりの旅に慣れておらず、手探りの毎日だったような気がします。
そんな中でも「微笑みの国」と言われるタイの人たちの優しさに助けられたこともありました。
英語が通じない時でも丁寧に道を教えてくれたり、タイマッサージのクラスメイトにはお土産をもらったり、不思議なタイの僧侶に誘われて一緒にタイマッサージの練習をしたり、様々な思い出が蘇ります。

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タイには歴史ある寺院も数多くある、中心街に行けばショッピングセンターや映画館など発展もしている、食べ物も美味しいですし、カオサン通りのような旅人好みの場所もある。

僕の中でも、もう一度行きたい国として必ず思い浮かぶ国の一つです。

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タイで印象深いことの一つに、バスなどの公共機関で、日本よりも率先してお年寄りや体の不自由な人に席を譲っていたこと。東京などで良く見かける光景の一つに、みんなが優先席以外に座り、優先席だけが空いているということがありますよね。「優先席」以外であれば、誰が来ても譲らなくていいという安心感を持っているのか。優先するべき人がいたら、優先してくださいということだと思うのですが、、よく分かりません。。

障害者の方たちを見ても、同様のことを感じることがあります。車椅子や視覚障害者の方を見て、「かわいそうねぇ」という人。英語では、障害者の人をphysically challenged peopleといいます。身体的にチャレンジされている人たち。Challenge(動詞)の英語の説明では→To present tasks to someone that need great mental or physical effort in order to be done successfully. (成し遂げるためには、多くの精神的/身体的な努力を必要とする人に課題を与える)。ということは、彼らは僕達よりも精神的/身体的な努力をして難しいタスクを達成している人たちとも言えます。決して憐れむ存在ではなく、尊敬するべき人たちではないのか。一番いいのは、健常者/障害者との区別がなく、「背が高い低い」、「足が速い遅い」、「力があるない」、そんな個性として認められることかもしれませんね。力がなくて荷物を持てない人がいれば代わりに力がある人が持つのと同じように、健常者が障害者を助けることも同じになるのでは。

話はずれてしまいましたが、、、宗教心が強いことも関係あるのか、タイにはそういうメンタリティを持っている人が多いなとも感じました。

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被害者の方たちにお悔やみを申し上げるのと同時に、同じような事件が起きないように祈りつつ。

これだけは知っておきたい4つの瞑想の目的!わずか10分が変えるあなたのカラダとココロ。

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旅の途中で知った「ものごとをありのままにみる」という意味のあるヴィパッサナー瞑想(日本ヴィパッサナー協会)。

以前のブログに書きましたが(インドの混沌の中で見つけた静寂での感覚・詳しい瞑想方法、スケジュールなどはこちら)、10日間の瞑想プログラムの間は一切のコミュニケーションが禁止になります。

会話に読書、携帯、人と目を合わせるのさえ禁止になり、ただただ自分の内面と向き合うことに集中します。

やることに追われている毎日の中で、自分の内面と向き合う時間は大事になります。

世の中には様々な瞑想方法がありますが、ヴィパサナー瞑想の目的/効果はなんなのか?

そんなところを説明したいと思います。そしてこの4つのポイントが、瞑想に興味がある人の役に立てば嬉しいです。


1. 身体感覚を敏感にする

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ヴィパッサナー瞑想は身体感覚を観察することに重点を置いています。

鼻からの呼吸から始まり、カラダ全体の感覚を順に感じていき、最後には頭からつま先までの感覚を流れるように感じていきます。

なぜ身体感覚を観察することが重要なのか?
それは、カラダとココロは繋がっているからなんです。

ストレスを感じて、怒ったり泣いたり、楽しくて笑ったり、さまざまな感情の変化を日常の中で感じます。そして、ココロに変化が起きると、それに伴ってカラダにもさまざまな変化が現れます。

その代表的なものが「呼吸」と「感覚」

緊張や怒っている時には、呼吸が浅くなり、心臓がバクバクいっていますよね。普段、カラダの感覚に耳をすますことが少ない私たちは、かすかなカラダの変調に気づきにくくなっています。

私たちにとって一番身近で分かりやすい「呼吸」に集中することから、カラダの感覚の観察は始まります。

他の瞑想方法では、歌やお経を唱えたり、外に意識を持って行きながら、嫌な感情を抑えていく方法もあります。

表面的には穏やかになり、時には効果的ではありますが、潜在意識の奥に抑え込まれた感情はいつしか爆発してしまいます。

だからこそ、早い段階でカラダの変化、そして、そこからココロの変化に気づく為に、まずは敏感な身体感覚を観察することが大事になります。

あなたのカラダを知ることが、一番の不調の予防になるんです!


2. 感情は扱いにくい

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第一のポイントにあるように、ココロとカラダには強い繋がりがあります。

だから、ココロからのアプローチでカラダが変わることもあるし、カラダからのアプローチでココロを変化させることも可能になります。

では、なぜヴィパサナー瞑想では、カラダからのアプローチだけに集中するのか?

それは感情/ココロは扱いにくいからなんです。

抽象的な恐怖や怒りなど、ネガティブな感情を観察することは難易度が高い。無意識の段階の小さな感情に気付くことは特にそうなってしまいます。

そして、意識できるくらいに大きくなった感情は、もうすでに解決しにくい/扱いにくいものになっている可能性が高いんです。

そして、ココロからのアプローチに頼ると、私たちは外にある原因を責める傾向にあります。思いとおりにいかない物事や人。感情の変化の原因をを外に求めているといつまでも、苦しくなってしまいます。

だからこそ、訓練を重ねながら、ネガティブな感情に直接結びついている呼吸やカラダの変化を観察することが大事になるんですね!


3. 人生教訓への変換

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瞑想でカラダの感覚に集中することにより、痛みや痒み、寒さやしびれ、あったかいものが流れるなど、多種多様な感覚に気づきます。

それがどんな感覚であったとしても、反応することなく観察し続けることが大事になります。

それはなぜか??

その理由は、瞑想を瞑想で終わらせないという目的があるからなんです。感覚に集中して、それを観察していくと、その感覚はいずれ消えていきます。

カラダの感覚と同じように、人生で起きる様々な問題もいずれは過ぎ去っていきます。そのことを瞑想を通して、身体感覚として学ぶことが必要。

過去のことを振り返ってみると、「なんであんなに反応したんだろう??」ってことありますよね。大泣きしたり、激しく怒ったり。。そんな時にも冷静に対処できるようになるんですね。

自分の内側で起こっていることを冷静に観察することが出来ると、自分の外側で起こっていることにも執着なく、ニュートラルに見ることが出来るようになります。

今あるものは、過ぎ去る。

ココロとカラダの構造を深く理解して、盲目的に反応することをやめましょう!


4. 自律神経の調整

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今までは、感覚的/概念的な話をしてきましたが、最後は科学的な面を見てみたいと思います。

瞑想をすることにより、ココロ/カラダの緊張をコントロールしている自律神経を調整することになります

自律神経は大きく二つに分けられます。交感神経と副交感神経。

交感神経は怒った時や緊張した時など、ストレスを感じた時に活発になる神経です。
反対に副交感神経は、呼吸や心拍数をゆるやかにする、リラックスを促進する神経になります。

カラダの感覚の変化に敏感になり、その変化を落ち着かせる方法、瞑想や呼吸法を学ぶことにより、自律神経をうまくコントロールすることができるようになります。

大阪でロルファーとしてTENを主宰されている佐藤博紀さんのブログで紹介されていた記事 - 迷走神経のアクティベーションによると、

瞑想でリラクゼーション反応をオンにすることにより、迷走神経をアクティブにすることにできる。その効果によって、免疫機能を高める、うつ病やストレスを軽減する、炎症を抑える、臓器や細胞の再生を助ける幹細胞を活性化するなど、多くのいい影響をカラダに与えることになります。

研究によるとチベット僧など集中力と精神コントロールを学んできた達人たちは、思考や記憶、感情などを司る高次脳機能に関連する部分が発達しているそうですよ。

自身のカラダで何が起こっているか、感覚と理解の両面をタイセツにしていきましょう!


まとめ

家で、職場で、趣味で、気がつけば周りにはいつも誰かが。。テレビにインターネット、外からの情報が溢れている今だからこそ、1日の少しの時間だけでも、自分の内面に意識を向けてみましょう。

1日わずか10分でも、たくさんのことに気づけると思います。

ロルフィングを含めて、カラダの感覚に集中する、そして敏感になることは、予防医療としても役立ちます。日頃、無理をさせているカラダとココロ、一度じっくり向き合ってみたらいかがでしょうか。

あなたの為の世界の医療イロイロ。海外で学べる環境はこんなにもある!

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僕は約1年半をかけて、旅をしながら世界の代替医療・伝統医療を学んできました。
旅をしながらの勉強は大変なところも多くありますが、とても有意義な経験になりました。

日本に戻ってきた後も、様々な代替医療やボディーワークの人と会う機会に、海外で勉強をしてみたいという方にもお会いします。

少しでもスムーズに海外での体験/勉強の手配、そして現地で効率良く過ごせる為に、まとめたいと思います。


1. 微笑みの国で気軽に学べるタイマッサージ

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僕がまず受けた授業は、タビの最初の国でもあるタイのバンコクで受けたタイマッサージでした。

タビ人の中でも受ける日本人の方が多い、寝釈迦でも有名なワットポータイ伝統医学マッサージスクール

1955年に開校し、診察の教育や伝統的な薬草の調合法を教えてきましたが、1961年にタイ古式マッサージコースが設置されました。このスクールはタイの教育省(文部省)及び保健省(厚生省)に管理されたタイで初めてのメディカルスクールでもあります。

僕が受けたクラスはタイ古式マッサージ基本コースでした。
このクラスは7日間/30時間のコースになっています。気軽に受けられるコースの為、日本人の受講者もちらほら見かけました。

僕のいたグループはアメリカ人の一人以外はみんな現地の人でした。人数的には1グループ10人前後いたと思います。

先生は基本はタイ語で話しますが、簡単な英語は理解できます。といっても、実技が基本になるので、言葉はあまり問題ではないかなぁとも感じました。

その他にも様々なコースがあります。

フットマッサージ、オイルマッサージ、上級タイ古式マッサージがありました。
(その後、新たなクラスも加えられたみたいです。下記に記します。)

ルーシーダットン(タイ式のヨガ)
スパ・ボディトリートメントコース
ネイルケア アンド ネイルアートコース
フェイスマッサージコース
ウーマンマッサージコース
ベーシック・ボディ トリートメントコース
幼児/子供 トリートメントコース

こんなに増えていたなんて、僕も驚きました 笑

気軽に受講できるので、観光と一緒に、地元の人と一緒に何かをしてみたいという人にもオススメですよ!


2. 実践から学ぶ奥深い中国伝統医療

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中国伝統医療はタビ中にどうしても勉強したいものの一つでした。
インターネットなどで情報を集めながら、短期で集中して勉強できるところを探していましたが、大学での勉強では期間や時期など合わず、最終的に辿り着いたのが、

ここZhongfang国際赤十字病院のプログラムでした。

この病院では、一人の生徒につき一人の先生がつく為(英語が話せない先生の場合は通訳もつく)、プログラムをいつでも始めることができます。

病院に宿泊することが出来るので、ホテルを探す必要もありませんでした。

地元の患者さんに加え、海外からの患者さんも多くいました。
ヨーロッパの人は西洋の医療で治療していたが、効果がなくわざわざやってきた方や、医療の発展していない中東やアフリカ諸国から治療を受けに来ている方もいました。

一緒に勉強をしていた生徒はネパール人、ジンバブエ人、ナイジェリア人でした。

アフリカなどの環境があまりそろっていない国では、あまり器具やお金が掛からない中国医療が活用されているんだなと気づきました。

勉強の方は午前に2-3時間、昼休みを挟み午後にも2-3時間の勉強。
午前中は大体先生と一緒に患者さんのトリートメントをします。実際に脈診や針、中国マッサージなどをするとても実践的なプログラムになっています。

週一回は近くの村に、ボランティアで治療に行きます。
病院は中心地から、車で20分ほどの離れた場所なので、週二回希望者は病院の車で買い物に出かけることもできます。

恐らく日本では不可能であるペースで、集中的に実践の経験をできる環境がありました!


3. 医療として活用されているスリランカのアーユルヴェーダ

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アーユルヴェーダはインドで生まれた伝統医療です。しかし、僕はインドではなく隣国であるスリランカで勉強することにしました。

その理由は、最近のインドのアーユルヴェーダは西洋の医療が入ってきたせいで、元来の伝統医療の形が変化しているということを知ったからです。

それに対して、スリランカにはアーユルヴェーダ省というものがあり、アーユルヴェーダ大臣までいます。国として伝統医療を守ろうとする姿勢が強いことが分かり、スリランカで勉強することを決めました。

どうやって、スリランカで先生を探したのか?

僕は前から拝読させていただいていた、スリランカに関する本を書いている岩瀬幸代さん(スリランカのアーユルヴェーダで、ほっ。)に連絡をとり、先生を紹介していただきました。

お世話になった先生は、特質した脈診で有名なチャンドリカ先生(シャンティアーユルヴェーダスクール)。

先生の家はクリニックと自宅を兼ねているので、僕もその二階に宿泊させていただいていました。僕以外には生徒はいなかったので、患者さんが来た時には先生の横で、そしてそれ以外はマンツーマンで勉強をすることができました。

先生のご主人がクリニックの近くでレストランを経営しているので、食事もそこでとることが出来ます。

僕の滞在時には、ロシアからのグループの患者さんがいました。それに加え、毎日地元の患者さんが列をなして、クリニックに先生を訪ねてきていました。

日本では「美容」や「デトックス」として有名なアーユルヴェーダですが、スリランカでは「医療」として確立されており、基本的には診断からハーブの処方などをやり、オイルマッサージをクリニックでやる方はほとんどいませんでした。(ロシアの方たちは除き)

オイルは処方して、患者さんや家族が自らマッサージをするという形でした。

日本のイメージとは全く違う、伝統医療として根付いている本物のアーユルヴェーダを学ぶことができます!


次回も世界で感じる/学べる代替医療の続きを書きたいと思います。

アーゆるヴェーダお茶会でほっ。

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先日、岩瀬幸代さんが企画した「スリランカお茶会・アーゆるヴェーダ」に参加してきました。

岩瀬さんは著名なスリランカ本のライターであり、僕がスリランカでアーユルヴェーダを勉強していた時のドクターを紹介して下さった方でもあります。

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メールと電話で連絡はさせて頂いていたのですが、実際にお会いするのは初めて。

ということで、

今回の機会をすごく楽しみにしていました!

友人を連れて、お茶会が開催されている喫茶店へ。

会場には、すでに沢山の方が集まっていました。

僕と友人以外は全て女性。

さすが、アーユルヴェーダの女性を惹きつける魅力は計りしれないですね。

(アーユルヴェーダに惹かれている僕も近いものがあるのかもしれません 笑)

友人と二人最初は手探りな感じでしたが、みなさんいい人ばかり!

そして、共通の話題が多すぎて、時間も忘れて話しに集中していました。

ヨガやアーユルヴェーダに旅の話。

スリランカ、アーユルヴェーダというもので集まった人達だからこそ、やはり同じ匂いのするものに魅力を感じるんだろうなぁ。

そして、

話題は、岩瀬さんがどうやってライターになったというか話に。

そこで、印象的だった言葉が、

「情熱を持ってやっていれば、それを受け止めてくれる人が必ず現れる」ということ。

まだまだ日本で馴染みのないロルフィングをやっている僕としても、心に残る言葉でした。

最近は朝ヨガに参加したり、アーユルヴェーダのお茶会があったり、旅中に出会ったものとの繋がりを再確認。

タイマッサージや中医学、アーユルヴェーダ、せっかく学んできたものだから、手軽に受けていただけるマッサージプランでも作れたらなと考えたり。

日本でも、幅広くいろんな方と出会って、そして一緒に何かできたら嬉しいです。

スリランカは、国としてもすごく面白いんですよ!

スリランカにはアーユルヴェーダ省があって、アーユルヴェーダ大臣まで。

国として伝統医療を守ることに力を注いでいます。

滞在中は観光をゆっくりできなかったので、いつかもう一度行きたいですね。

岩瀬さんが企画したスリランカ旅行プランも6月にあるみたいなので、行きたいけど、今回は難しいかなぁ。

アーユルヴェーダトリートメントにレクチャー、ヨガに観光、盛りだくさんのプランみたいですよ。

興味のある方は詳細はこちらに^^
「スリランカのアーユルヴェーダで、ほっ。」
http://ayubowan.seesaa.net/article/415274082.html

インドの混沌の中で見つけた静寂での感覚

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ヴィパッサナー瞑想

先日軽く紹介したインドのヴィパッサナー瞑想について今日も少し。

ヴィパサナー瞑想は、ミャンマーで育ったインド人のゴエンカ氏によって作られました。

世界各地で受けることができ、日本では千葉と京都で受けることができます。インドには50箇所以上あります。

インドには世界各地から、コースを受けに来る人がいて、僕が受けた時には、オーストラリア、フランス、マダガスカル、韓国、日本人などがいました。

基本は10日間のコース。朝4時から始まり、夜9時まで間に一日約10時間の瞑想をします。

スケジュールはこんな感じです。

・午前 4:00 起床
・4:30~6:30 瞑想
・6:30~8:00 朝食休憩
・8:00~11:00 瞑想
・11:00~13:00 昼食休憩
・13:00~17:00 瞑想
・17:00~18:00 お茶休憩
・18:00~19:00 瞑想
・19:15~20:30 講話
・20:30~21:00 瞑想
・21:00~   就寝

瞑想、瞑想、瞑想の一日になります!


“今しかないよ!”

10日間のコース期間には、一切のコミュニケーションは禁止になり、携帯、会話、読み書き、そして人と目を合わせることさえ禁止になります。

外との接触を最小限にして、自分の身体、感覚、意識と向かいあう環境を作ります。

この瞑想スタイルの根底にあるものは、瞑想を瞑想だけに終わらせずに、人生に生かそうというところ。

瞑想中は、体の感覚に集中して、その感覚を観察していきます。

瞑想中に雑念が浮かんできたら、自分の呼吸に集中します。

鼻を通る呼吸に集中して、そこの感覚を感じる。

瞑想中は様々な雑念が浮かんできます。

「お腹減ったなぁ」

「足が痛すぎるっ」

「あの頃は楽しかったなー」

「旅終わって、日本帰ったらやっていけるかな」

などなど

思考が過去から未来まで、ウロウロさまよいます。

だけど、ここで今に集中できていないなって「気づく」ことが大事になります。

過去を考えても変わらないし、未来は心配してもしょうがないっと開きなおってしまいます。

そして、呼吸を感じながら「今」に戻る。

瞑想中の感覚も痛みや痒みなど不快感、寒かったり暑かったり、風が肌に触れるなどの小さい感覚、いろいろ。

その感覚を観察して、反応せずに、ただただ過ぎ去るのを待つだけ。

ただそれだけです。

単純。

その裏にある考え方は、「全てのものは過ぎ去る」ってことなんです。

瞑想中の痛みも痒みも、ずっとそこにあるわけではなくて、観察し続けていくとそのうち過ぎ去る。

人生でも同じこと。

全てのものは過ぎ去っていく。

だから、辛いことがあっても過剰に反応しないこと。

執着しても、それもいずれは過ぎ去る。

執着もすることはない。

今できることをする、そしてそれも過ぎ去る。

その繰り返し。

僕がコースを受けたのは、ブッダが悟りをひらいたと言われている菩提樹があるインドのブッダガヤというところでした。

瞑想に来た理由はさまざまで、いい出会いが沢山ありました。

コースの最後に10日間を共に過ごしたみんなと菩提樹の下で瞑想。

なかなか楽しい体験でした。

興味のある方は、ぜひ一度お試しを!

悪いところばかり見てませんか?良いところも沢山ありますよ。

こんにちは、西麻布/町田でロルフィングをしているコーです!
関東圏内に出張セッションもしています。

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あなたのいいところ言えますか?

ロルフィングを含むボディーワークや施術を受けに来る人は、何かしらの”治したい”ところを持っています。

肩こりや腰痛、怪我からの回復や姿勢の改善、日頃の活力の向上なんてものもあります。

みなさん自分の悪いところはよく知っているんです。

しかし、反対に良いところはどうですか?

「あなたの身体の良いところを教えてください?」と聞かれたら、大抵の人は答えに困ってしまうと思います。

そうなんです、多くの人はもったいないことに沢山ある”いいところ”に気付いていないんです。

ロルフィングでは、まずはクライアントのいいところ(私たちは”リソース”と呼んでいます)に着目するところから始めます。

下半身に安定感があるな

歩きに無駄がなく、滑らかだな

身体の左右が均衡がとれてるな

などなど

みなさんリソースが沢山あります。

なので、そのリソースを活かしながら、どのように身体を良くしていこうかなと考えます。

まずは”いいところ”を認める!

これってすごい大事なんです。

なぜなら、一人一人の身体にはそれぞれの歴史があって、その身体に合った負担のない自然な状態があるからなんです。

ロルフィングでは、無理に身体を改善することはなく、クライアントのいいところ(リソース)を活かしながら自然に効率の良い状態/動きに持っていきます。


感覚に注意。ヴィパッサナー瞑想って?

インドにはヴィパッサナー瞑想というものがあります。(また後日に詳しく書きたいと思います)

この瞑想スタイルでは、身体の感覚に意識を集中することが大事になります。

他の瞑想スタイルの様に、歌を唄って意識を外に持っていったり、逆に意識を無にするというスタイルとも異なります。

この瞑想では、呼吸が通る鼻の感覚を感じるところから始まり、頭からつま先まで身体全体を流れるように感覚を感じていきます。

感覚を感じられないところがあったら、そこに感覚が出てくるまで留まります。

大事なことは感覚に意識を集中しながら、それに反応しないこと。

痛みやかゆみ、こりや緊張、風や温かさや冷たさ、どんな感覚であっても反応せず、ただ観察すること。

そうすることによって、今まで感覚がなかったところの意識が増し、自分が持っているリソースに気づくことが出来ます。(ヴィパッサナー瞑想には違う目的もあります)


少し試してみましょう!!

このブログを読んでいるみなさん、お時間を少し頂いて試してみませんか?

何処にとは決めずに、あなたの身体の感覚に意識を集中してみてください。

まずはどこに意識がいきましたか?

おそらく痛みやこりなど、違和感のある部分にまず意識がいくと思います。

それでは、次はそれ以外の部分に注意してみてください。

どうですか?

そうなんです、今まで痛みやこりなどの不快感で気づかなかった《心地いい》部分が沢山あるのに気づいたはずです。

そうしたら、次は頭からつま先まで、ゆっくり身体の中に水が流れるように感覚を感じていってください。

頭/顔から首、首から肩、右腕/左腕、胴体(前と後ろ)、腰まわり、右足/左足

そして、つま先まで行ったら頭まで戻る。

どうですか?

いろんな感覚に気付いたと思います。

寒かったり、暑かったり、痒かったり、硬かったり、柔らかかったり、

そして、普段は気づかない《心地いい》部分にも多く気付けたかと思います。


まずは自分のいいとこを認めるところから始めましょう

もったいないことに、私たちは悪いところ/改善が必要なところばかりに目がいってしまいます。

しかし、その前に良いところに気づく時間をとってみませんか?

普段当たり前すぎて気づかなかった「いいところ」が沢山あります。

人間、悪いところばかりに目がいってしまうんですよね。

ほんと気をつけないといけません!

まずはプラスの認識から。

顔面麻痺に有効!

引き続き、今日も中国マッサージのご紹介です!

この患者さんは顔の半分(左側)が麻痺していて動かせない症状を持っていて、
針治療と合わせてマッサージを使いながら治療をしていました。

この先生はマッサージのテクニックに優れていて、この患者さんの前まで担当していたヨーロッパのマケドニアという国から来ていた患者さんは、二年間左足の感覚がほとんどなく、動かすことも難しかった状況でした。

しかし、この先生から鍼灸とマッサージの治療を二日間受けただけで、左足の感覚が戻り動かせるようになりました。

なので、どんなマッサージをしているのか興味津々でみんな先生の周りに集まっています。

ビデオでも見れるように多種多様な技術でマッサージをしています。

もちろん効果は人それぞれ、様々なアプローチがあります。

ロルフィングも中国医学もそのアプローチの一つ。

どれが良い悪いではありません。

行き着くところは一緒で、患者さん/クライアントさんの身体を良くする為ですからね。

僕は中医ではありませんが、その目的に役立つよう活用していきたいと思います!

中国徒手療法

中国の国際赤十字病院のZhongfang Red Cross International Hospital (http://www.tcmtreatment.net/)で勉強していた時の、先生による中国マッサージの映像です。

この病院にはヨーロッパや中東、アフリカなど世界各国から患者さんが集まり、僕のように中国伝統医学を学びに来る人も多くいます。

この患者さんはDouble Vision (複視)を持っていて、口周りの筋肉の痙攣で思うように動かせない等の症状がありました。

ロルフィングとは違うコンセプトになりますが、僕自身もロルフィングの中に役立てています。

参考になる方がいればと思いシェアさせてもらいます。