世界一周の後に残るモノはなに?タビをタビだけで終わらせない為に知っておきたい4つのこと!

journey

前回書いたブログ→世界一周に必要なこと/学んだこと。これさえ知っていればタビは100倍楽しい!に対して、予想以上に反響をいただいたので、続きを書きたいと思います。

前回は「旅に出る前に知っておきたいとこと」を中心に書いたので、今回は「旅から学んだこと」。旅が旅だけに終わらずに、それからの人生にどう生きていくのか。

これだけは「知っておきたい4つのポイント!」を中心に。

旅に興味のある方や、何かのターニングポイントにいる人、新しいものをやってみたいという方の役に立てれば幸いです!


1. どんな時にも冷静に、動じない気持ち

o

旅中には予想外のことがたくさん起きます。計画を立てることはもちろん重要ですが、文化や言語、感覚が違う場所では「備えあれば憂いなし」が通じないことがあります。その時にどう対応するか??

道を聞けば嘘を言われる可能性もあります、交通機関はきちんと動いているのか、法外なお金を要求してくるかも、などなど。

確かアフリカのケニアで乗った長距離バスだったと思いますが、タイヤのパンクが3回、エンジントラブル1回、事故1回があり、丸二日バスに乗りっぱなしだったなんてこともあります。「故障しないように」ではなく「故障したら直す」という根本的な考えの違いがありました。

旅の中でこのような予想外の事態に慣れていると、日常生活に戻っても「予期せぬ状況」に、ある程度落ち着いて対応できるようになります。

出来ないものは諦める。そして、今の状況で何ができるかを考える。こちらの常識を押し付けて怒ったり悲しんだりしても、状況は変わりません。

柔軟さを増していくにつれて、「その場を楽しむこと」が得意になっていきます。
「困り果てている自分」や「慌てふためいている自分」でさえ、客観的に見ることが出来る瞬間が増えていきます。そうすると冷静を飛び越えて、自分を笑えてくる時もでてきます 笑

そこまで行くのがいいのかどうかはさておきですが、困った時には、一旦冷静に俯瞰してみる癖をつけることによって、日常生活の中で堂々と行動していけるようになると思います。


2. 人との距離感を大事にできるようになる

smile

旅の中では、出会いが毎日あります。地元の人や他の旅行者、宿では「ドミトリー」と言われる大部屋で毎日人が入れ替わります。そんな状況の中では、その場での出会いをとても大切にするようになります。

その日出会ったばかりの人と一緒に観光することもあるし、深い話まですることもあります。それと同時に、目的や行きたい場所が違えばそれぞれ自由に別行動をします。

人に無理に付き合うという感覚もなく、お互いにとって一緒に動くことが「楽しい」という単純な理由があれば一緒に行動することになります。今日出会って明日には別れるかもしれないし、何ヶ月か一緒に旅するかもしれない。

見方によっては冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、強制することも強制されることもない、お互いを尊重した気持ちがあるからこそできることだと思います。

それぞれの人が旅をしている理由があります。まずは自分と人との境界線をしっかり持つことにより、適切な距離感を持てるようになるんだなと感じました。

日常生活の中でも、人との距離感はとても大事になりますよね。相手を尊重している中での親しい関係を築くことが大事かなと思います。


3. 大事なものを知って、何を優先するか

旅をしている時には(特に多くの国を廻る場合)、時間も予算も限られてきます。行きたい観光地や会いたい人、食べたいものなどが沢山あるかもしれません。

その時に、限られた時間で「何を/どこ」を優先に考えるか?前回のブログ(世界一周に必要なこと/学んだこと。これさえ知っていればタビは100倍楽しい!)の「テーマを決める」に通じるところでもあります。自分が旅中に求めているもの、本質的な理由を探っていく作業をしていくことが重要だと感じました。

旅をしていると、それが常になるので、徐々にその作業にも慣れていきます。何をするのか→ナゼしたいの?→だから、これだけは外せない、と自分がエネルギーを使うところがはっきりすることによって、無駄なく楽しく行動することができるようになります。

これは仕事や勉強でも同じだと思います。なんの為の勉強か、どの仕事に集中するべきか、旅で本質を探る作業を繰り返すことによって、日常でエネルギーを費やすべきところがクリアになっていきます。


4. 少数派になる経験

Different Person

海外に出るということは、自分がマイノリティ(少数派)になることでもあります。見知らぬ土地で、見知らぬ人に会うことの繰り返しになります。

というのも、多くの旅人は「今まで知らない未知なるものを見たい」という好奇心が根底にはあるから。マイノリティになるということは、それだけで大変な部分がありますよね。当たり前は非常識に変わり、日常は非日常に変わります。知っていることよりも知らないことが、圧倒的に多く溢れているということに気がつきます。

その時に、どんな行動ができるか?

というよりは、行動する以外は何もできないんです。

少数派になることによって、そして行動を繰り返すことによって、自分がどんな人物かを詳細に理解していきます。人種という大きな枠から、性格や傾向、考え方など、自分とは違うもの(そして、それが多数派の場合は特に)を見ることによって、あなたを決定づける要素がクリアに見えてきます。

そうすると、日常の中でも多数派とか少数派ということは関係なく、自分の在り方や意見を堂々と示せるようになっていくかなと思います。


まとめ

多くの人は「非日常」を求めてタビに出ます。しかし、長くタビをしていればそれが「日常」に変わっていきます。

何が非日常を決める要素なのか?それは「知らないものや新鮮なもの」だと思います。普段は見ない、聞かない、感じないもの。

「日常」と「非日常」は分けて考えるものではなく、つながっているもの。そして、「その時の非日常」で感じたことをどう「今の日常」に落とし込んでいくかが重要になるのかなとタビを通じて感じました。

タビはタビだけで終わらせない、人生に生かすタビの仕方。
少しでも役に立てたら嬉しいです!


フェイスブックページの方でもブログの発信を知らせているので、良かったらチェックしてみて下さい→ 耕-Ko Rolfing フェイスブックページ


 

これだけは知っておきたい4つの瞑想の目的!わずか10分が変えるあなたのカラダとココロ。

meditation

旅の途中で知った「ものごとをありのままにみる」という意味のあるヴィパッサナー瞑想(日本ヴィパッサナー協会)。

以前のブログに書きましたが(インドの混沌の中で見つけた静寂での感覚・詳しい瞑想方法、スケジュールなどはこちら)、10日間の瞑想プログラムの間は一切のコミュニケーションが禁止になります。

会話に読書、携帯、人と目を合わせるのさえ禁止になり、ただただ自分の内面と向き合うことに集中します。

やることに追われている毎日の中で、自分の内面と向き合う時間は大事になります。

世の中には様々な瞑想方法がありますが、ヴィパサナー瞑想の目的/効果はなんなのか?

そんなところを説明したいと思います。そしてこの4つのポイントが、瞑想に興味がある人の役に立てば嬉しいです。


1. 身体感覚を敏感にする

elephant-balance

ヴィパッサナー瞑想は身体感覚を観察することに重点を置いています。

鼻からの呼吸から始まり、カラダ全体の感覚を順に感じていき、最後には頭からつま先までの感覚を流れるように感じていきます。

なぜ身体感覚を観察することが重要なのか?
それは、カラダとココロは繋がっているからなんです。

ストレスを感じて、怒ったり泣いたり、楽しくて笑ったり、さまざまな感情の変化を日常の中で感じます。そして、ココロに変化が起きると、それに伴ってカラダにもさまざまな変化が現れます。

その代表的なものが「呼吸」と「感覚」

緊張や怒っている時には、呼吸が浅くなり、心臓がバクバクいっていますよね。普段、カラダの感覚に耳をすますことが少ない私たちは、かすかなカラダの変調に気づきにくくなっています。

私たちにとって一番身近で分かりやすい「呼吸」に集中することから、カラダの感覚の観察は始まります。

他の瞑想方法では、歌やお経を唱えたり、外に意識を持って行きながら、嫌な感情を抑えていく方法もあります。

表面的には穏やかになり、時には効果的ではありますが、潜在意識の奥に抑え込まれた感情はいつしか爆発してしまいます。

だからこそ、早い段階でカラダの変化、そして、そこからココロの変化に気づく為に、まずは敏感な身体感覚を観察することが大事になります。

あなたのカラダを知ることが、一番の不調の予防になるんです!


2. 感情は扱いにくい

emotion

第一のポイントにあるように、ココロとカラダには強い繋がりがあります。

だから、ココロからのアプローチでカラダが変わることもあるし、カラダからのアプローチでココロを変化させることも可能になります。

では、なぜヴィパサナー瞑想では、カラダからのアプローチだけに集中するのか?

それは感情/ココロは扱いにくいからなんです。

抽象的な恐怖や怒りなど、ネガティブな感情を観察することは難易度が高い。無意識の段階の小さな感情に気付くことは特にそうなってしまいます。

そして、意識できるくらいに大きくなった感情は、もうすでに解決しにくい/扱いにくいものになっている可能性が高いんです。

そして、ココロからのアプローチに頼ると、私たちは外にある原因を責める傾向にあります。思いとおりにいかない物事や人。感情の変化の原因をを外に求めているといつまでも、苦しくなってしまいます。

だからこそ、訓練を重ねながら、ネガティブな感情に直接結びついている呼吸やカラダの変化を観察することが大事になるんですね!


3. 人生教訓への変換

Smiling_old_lady

瞑想でカラダの感覚に集中することにより、痛みや痒み、寒さやしびれ、あったかいものが流れるなど、多種多様な感覚に気づきます。

それがどんな感覚であったとしても、反応することなく観察し続けることが大事になります。

それはなぜか??

その理由は、瞑想を瞑想で終わらせないという目的があるからなんです。感覚に集中して、それを観察していくと、その感覚はいずれ消えていきます。

カラダの感覚と同じように、人生で起きる様々な問題もいずれは過ぎ去っていきます。そのことを瞑想を通して、身体感覚として学ぶことが必要。

過去のことを振り返ってみると、「なんであんなに反応したんだろう??」ってことありますよね。大泣きしたり、激しく怒ったり。。そんな時にも冷静に対処できるようになるんですね。

自分の内側で起こっていることを冷静に観察することが出来ると、自分の外側で起こっていることにも執着なく、ニュートラルに見ることが出来るようになります。

今あるものは、過ぎ去る。

ココロとカラダの構造を深く理解して、盲目的に反応することをやめましょう!


4. 自律神経の調整

Brain

今までは、感覚的/概念的な話をしてきましたが、最後は科学的な面を見てみたいと思います。

瞑想をすることにより、ココロ/カラダの緊張をコントロールしている自律神経を調整することになります

自律神経は大きく二つに分けられます。交感神経と副交感神経。

交感神経は怒った時や緊張した時など、ストレスを感じた時に活発になる神経です。
反対に副交感神経は、呼吸や心拍数をゆるやかにする、リラックスを促進する神経になります。

カラダの感覚の変化に敏感になり、その変化を落ち着かせる方法、瞑想や呼吸法を学ぶことにより、自律神経をうまくコントロールすることができるようになります。

大阪でロルファーとしてTENを主宰されている佐藤博紀さんのブログで紹介されていた記事 - 迷走神経のアクティベーションによると、

瞑想でリラクゼーション反応をオンにすることにより、迷走神経をアクティブにすることにできる。その効果によって、免疫機能を高める、うつ病やストレスを軽減する、炎症を抑える、臓器や細胞の再生を助ける幹細胞を活性化するなど、多くのいい影響をカラダに与えることになります。

研究によるとチベット僧など集中力と精神コントロールを学んできた達人たちは、思考や記憶、感情などを司る高次脳機能に関連する部分が発達しているそうですよ。

自身のカラダで何が起こっているか、感覚と理解の両面をタイセツにしていきましょう!


まとめ

家で、職場で、趣味で、気がつけば周りにはいつも誰かが。。テレビにインターネット、外からの情報が溢れている今だからこそ、1日の少しの時間だけでも、自分の内面に意識を向けてみましょう。

1日わずか10分でも、たくさんのことに気づけると思います。

ロルフィングを含めて、カラダの感覚に集中する、そして敏感になることは、予防医療としても役立ちます。日頃、無理をさせているカラダとココロ、一度じっくり向き合ってみたらいかがでしょうか。

あなたの為の世界の医療イロイロ。海外で学べる環境はこんなにもある!

alternative-holistic-medicine

僕は約1年半をかけて、旅をしながら世界の代替医療・伝統医療を学んできました。
旅をしながらの勉強は大変なところも多くありますが、とても有意義な経験になりました。

日本に戻ってきた後も、様々な代替医療やボディーワークの人と会う機会に、海外で勉強をしてみたいという方にもお会いします。

少しでもスムーズに海外での体験/勉強の手配、そして現地で効率良く過ごせる為に、まとめたいと思います。


1. 微笑みの国で気軽に学べるタイマッサージ

Traditional-Thai-Massage

僕がまず受けた授業は、タビの最初の国でもあるタイのバンコクで受けたタイマッサージでした。

タビ人の中でも受ける日本人の方が多い、寝釈迦でも有名なワットポータイ伝統医学マッサージスクール

1955年に開校し、診察の教育や伝統的な薬草の調合法を教えてきましたが、1961年にタイ古式マッサージコースが設置されました。このスクールはタイの教育省(文部省)及び保健省(厚生省)に管理されたタイで初めてのメディカルスクールでもあります。

僕が受けたクラスはタイ古式マッサージ基本コースでした。
このクラスは7日間/30時間のコースになっています。気軽に受けられるコースの為、日本人の受講者もちらほら見かけました。

僕のいたグループはアメリカ人の一人以外はみんな現地の人でした。人数的には1グループ10人前後いたと思います。

先生は基本はタイ語で話しますが、簡単な英語は理解できます。といっても、実技が基本になるので、言葉はあまり問題ではないかなぁとも感じました。

その他にも様々なコースがあります。

フットマッサージ、オイルマッサージ、上級タイ古式マッサージがありました。
(その後、新たなクラスも加えられたみたいです。下記に記します。)

ルーシーダットン(タイ式のヨガ)
スパ・ボディトリートメントコース
ネイルケア アンド ネイルアートコース
フェイスマッサージコース
ウーマンマッサージコース
ベーシック・ボディ トリートメントコース
幼児/子供 トリートメントコース

こんなに増えていたなんて、僕も驚きました 笑

気軽に受講できるので、観光と一緒に、地元の人と一緒に何かをしてみたいという人にもオススメですよ!


2. 実践から学ぶ奥深い中国伝統医療

images

中国伝統医療はタビ中にどうしても勉強したいものの一つでした。
インターネットなどで情報を集めながら、短期で集中して勉強できるところを探していましたが、大学での勉強では期間や時期など合わず、最終的に辿り着いたのが、

ここZhongfang国際赤十字病院のプログラムでした。

この病院では、一人の生徒につき一人の先生がつく為(英語が話せない先生の場合は通訳もつく)、プログラムをいつでも始めることができます。

病院に宿泊することが出来るので、ホテルを探す必要もありませんでした。

地元の患者さんに加え、海外からの患者さんも多くいました。
ヨーロッパの人は西洋の医療で治療していたが、効果がなくわざわざやってきた方や、医療の発展していない中東やアフリカ諸国から治療を受けに来ている方もいました。

一緒に勉強をしていた生徒はネパール人、ジンバブエ人、ナイジェリア人でした。

アフリカなどの環境があまりそろっていない国では、あまり器具やお金が掛からない中国医療が活用されているんだなと気づきました。

勉強の方は午前に2-3時間、昼休みを挟み午後にも2-3時間の勉強。
午前中は大体先生と一緒に患者さんのトリートメントをします。実際に脈診や針、中国マッサージなどをするとても実践的なプログラムになっています。

週一回は近くの村に、ボランティアで治療に行きます。
病院は中心地から、車で20分ほどの離れた場所なので、週二回希望者は病院の車で買い物に出かけることもできます。

恐らく日本では不可能であるペースで、集中的に実践の経験をできる環境がありました!


3. 医療として活用されているスリランカのアーユルヴェーダ

Ayurvedaacharya

アーユルヴェーダはインドで生まれた伝統医療です。しかし、僕はインドではなく隣国であるスリランカで勉強することにしました。

その理由は、最近のインドのアーユルヴェーダは西洋の医療が入ってきたせいで、元来の伝統医療の形が変化しているということを知ったからです。

それに対して、スリランカにはアーユルヴェーダ省というものがあり、アーユルヴェーダ大臣までいます。国として伝統医療を守ろうとする姿勢が強いことが分かり、スリランカで勉強することを決めました。

どうやって、スリランカで先生を探したのか?

僕は前から拝読させていただいていた、スリランカに関する本を書いている岩瀬幸代さん(スリランカのアーユルヴェーダで、ほっ。)に連絡をとり、先生を紹介していただきました。

お世話になった先生は、特質した脈診で有名なチャンドリカ先生(シャンティアーユルヴェーダスクール)。

先生の家はクリニックと自宅を兼ねているので、僕もその二階に宿泊させていただいていました。僕以外には生徒はいなかったので、患者さんが来た時には先生の横で、そしてそれ以外はマンツーマンで勉強をすることができました。

先生のご主人がクリニックの近くでレストランを経営しているので、食事もそこでとることが出来ます。

僕の滞在時には、ロシアからのグループの患者さんがいました。それに加え、毎日地元の患者さんが列をなして、クリニックに先生を訪ねてきていました。

日本では「美容」や「デトックス」として有名なアーユルヴェーダですが、スリランカでは「医療」として確立されており、基本的には診断からハーブの処方などをやり、オイルマッサージをクリニックでやる方はほとんどいませんでした。(ロシアの方たちは除き)

オイルは処方して、患者さんや家族が自らマッサージをするという形でした。

日本のイメージとは全く違う、伝統医療として根付いている本物のアーユルヴェーダを学ぶことができます!


次回も世界で感じる/学べる代替医療の続きを書きたいと思います。

世界一周に必要なこと/学んだこと。これさえ知っていればタビは100倍楽しい!

World

ちょうど昨日で世界旅行(再出発)から2年が経っていたらしい。

2012年12月に世界旅行に出発して、翌年の5月に一時帰国し、同じ月に再出発。

タビの中でたくさんの出会いがあり、学んだこと、そして「ああしておけば良かった」少しの後悔があります。

これから世界一周や長期の旅行に出る人の役立つ情報になればいいと思い何点か書き留めておきたいと思います。


1. オープンな心

Open-heart

世界旅行などの長期の旅になると、様々な予期しないことが起こります。言語や文化が違う国ばかり。しっかりとプランを立てて、行動することはなかなか出来ません。

「予期せぬもの」を楽しめる人は、「タビが上手い人」なんですよね。
そこを楽しみにタビをしている人も多くいます。

予算や時間の関係で変わってくると思いますが、なるべく地元の人が使う交通機関やお店、宿を使うことをお勧めします。

観光地に行くのももちろん楽しい経験ですが、地元の人にとっての日常ほど僕たちにとって新鮮なものはないです。

それは、日本ほどしっかりとした国はなかなかないということ。

交通機関は時間きっちりに動き、物をなくせばそのまま戻って来る。夜も身の危険を感じず歩けるし、お腹を壊す心配もなく食事ができる。

日本基準をいつまでも持っていると、タビが苦しくなってしまいます。
視点を変えて、今そこでしか味わえないものを楽しむココロがタビが上手い人。

先入観なくニュートラルに、まずはいろんなものに興味を持ちましょう!


2. テーマを決める

aim

長期の旅行に出る人には、しっかりとしたテーマを持って廻る人もいるし、自由にその場の出会いを楽しみに廻る人も、いろんなタイプの旅行者がいます。

僕の場合は代替医療や伝統医療を学ぶというテーマがありましたが、それだけでなく様々な国の文化や人に触れてみたいという単純な興味もありました。

その中で感じたことは、「ある程度の優先事項を決めておくこと」がとても大事だということ。

旅中には、第一に述べたように「予期せぬこと」がたくさん起きます。
だからこそ、「こだわるもの」と「こだわらないもの」の境界線を持つことが大事。

どこに自分のエネルギーや時間/お金を費やすのか?

僕の場合は、「学ぶ」というテーマを優先する為に、授業料や教材費にはお金を惜しみませんでした(こだわるところ)。その代わり、それ以外はかなりの貧乏旅行でした(こだわらないところ)。

世界中の星空を見る、世界中の人の髪を切る、世界中の料理を食べる、世界遺産を巡るなど、いろんなテーマを持った人がいました。

旅の中で指針がはっきりしていると、行くべきところに行き、会うべき人に会えるようになります。

そして、テーマがあるとその他のところには余裕が生まれ、予期せぬものを楽しめるようになります。

自由を楽しむ為に、まず一つテーマを持ちましょう!


3. 旅先での出会いを大事にする

tumblr_inline_mgj6nlfSzz1qizw9b

旅を振り返ってみると一番記憶に残っているのは、旅先で出会った人やお世話になった人だということに気がつきます。

それは、一人で出来ることには限りがあることに気がつくからだと思います。

どう頑張っても一人ではどうしようもない、どうにもならないことが旅中には起きます。そこで「人を頼ること」を知らないと、危険なことにもなりかねません。

僕も旅の当初は無理をしすぎて、言葉もわからない見知らぬ土地で夜中に4-5時間迷っていたことがありました(笑)

時に人に頼ることは、大切な旅の出会いにもなります。そして、頼ることができると、何か返せないかとこっちも考え始めます。

相互の関係性を意識するだけで、旅の出会いの幅は大きく変わっていきます。

もちろん最低限の危険を察知することは大切ですが、日本にいる感覚で一人でやりきろうとするよりは、人の優しさを受け取る寛容さをもつことも大事です。

その場で返せなかったとしても、何かの形で恩を返すタイミングが来ます。

積極的に動き、時には頼り、出会いを楽しみましょう!


4. 最低限の危険情報

images

旅先ではもちろん危険な場所もたくさんあります。

まずは予備知識として、そういう場所に行くべきかどうかという判断があります。
そして、行っても大丈夫という判断をしたら、その土地で危険を防ぐ知識も必要になります。

今はタビ人のブログや宿の情報ノートなど、それらの情報を得る方法はたくさんあります。特に宿での他のタビ人との情報交換はとても大事です。

先を行く知り合いがいたら、これから行く土地の新しい情報も手に入れることができます。そこらへんの助け合いも旅ならではかもですね。

おすすめのサイトはこちら。
りり記
http://liliki.blog.fc2.com/

サイト主さんとはインドの瞑想プログラムで出会い、2013年に帰国されていますが、このブログでは宿や食べ物/交通手段など幅広く網羅されています。僕も旅中は何度もお世話になりました。

旅先では各地特有の詐欺や強盗手段もあります。

例えば、タンザニア(中央アフリカ東部)の首都ダルエスサラームではタクシー強盗や中国の上海のティーセレモニー詐欺など。

予備知識があれば防げるものだからこそ、前もっての知識は大事です。


まとめ

freedom-1

タビの形は人それぞれあり、これが正しいというものはありません。自由なもの=タビ。だからこそ、多くの人を惹きつけるんだと思います。

しかし、制約がないところで自由を感じ続けることは難しいところもあります。

新鮮に自由を感じ続ける為にも、ある程度のやるべきこと(テーマ)を持ちながら、オープンに出会いを求めると楽しいタビが出来ると思います。

自分を守る知識をしっかり持ちながら、目の前にあるものを楽しむココロを持って、タビを100倍楽しくしましょう!

インドの混沌の中で見つけた静寂での感覚

20130714_02

ヴィパッサナー瞑想

先日軽く紹介したインドのヴィパッサナー瞑想について今日も少し。

ヴィパサナー瞑想は、ミャンマーで育ったインド人のゴエンカ氏によって作られました。

世界各地で受けることができ、日本では千葉と京都で受けることができます。インドには50箇所以上あります。

インドには世界各地から、コースを受けに来る人がいて、僕が受けた時には、オーストラリア、フランス、マダガスカル、韓国、日本人などがいました。

基本は10日間のコース。朝4時から始まり、夜9時まで間に一日約10時間の瞑想をします。

スケジュールはこんな感じです。

・午前 4:00 起床
・4:30~6:30 瞑想
・6:30~8:00 朝食休憩
・8:00~11:00 瞑想
・11:00~13:00 昼食休憩
・13:00~17:00 瞑想
・17:00~18:00 お茶休憩
・18:00~19:00 瞑想
・19:15~20:30 講話
・20:30~21:00 瞑想
・21:00~   就寝

瞑想、瞑想、瞑想の一日になります!


“今しかないよ!”

10日間のコース期間には、一切のコミュニケーションは禁止になり、携帯、会話、読み書き、そして人と目を合わせることさえ禁止になります。

外との接触を最小限にして、自分の身体、感覚、意識と向かいあう環境を作ります。

この瞑想スタイルの根底にあるものは、瞑想を瞑想だけに終わらせずに、人生に生かそうというところ。

瞑想中は、体の感覚に集中して、その感覚を観察していきます。

瞑想中に雑念が浮かんできたら、自分の呼吸に集中します。

鼻を通る呼吸に集中して、そこの感覚を感じる。

瞑想中は様々な雑念が浮かんできます。

「お腹減ったなぁ」

「足が痛すぎるっ」

「あの頃は楽しかったなー」

「旅終わって、日本帰ったらやっていけるかな」

などなど

思考が過去から未来まで、ウロウロさまよいます。

だけど、ここで今に集中できていないなって「気づく」ことが大事になります。

過去を考えても変わらないし、未来は心配してもしょうがないっと開きなおってしまいます。

そして、呼吸を感じながら「今」に戻る。

瞑想中の感覚も痛みや痒みなど不快感、寒かったり暑かったり、風が肌に触れるなどの小さい感覚、いろいろ。

その感覚を観察して、反応せずに、ただただ過ぎ去るのを待つだけ。

ただそれだけです。

単純。

その裏にある考え方は、「全てのものは過ぎ去る」ってことなんです。

瞑想中の痛みも痒みも、ずっとそこにあるわけではなくて、観察し続けていくとそのうち過ぎ去る。

人生でも同じこと。

全てのものは過ぎ去っていく。

だから、辛いことがあっても過剰に反応しないこと。

執着しても、それもいずれは過ぎ去る。

執着もすることはない。

今できることをする、そしてそれも過ぎ去る。

その繰り返し。

僕がコースを受けたのは、ブッダが悟りをひらいたと言われている菩提樹があるインドのブッダガヤというところでした。

瞑想に来た理由はさまざまで、いい出会いが沢山ありました。

コースの最後に10日間を共に過ごしたみんなと菩提樹の下で瞑想。

なかなか楽しい体験でした。

興味のある方は、ぜひ一度お試しを!

当たり前に気づけてますか?頭ではなく体感を。

DSC_0341

長旅から帰ってきて、よく聞かれることの一つに《旅をして何が一番変わった?》という質問があります。

んー、旅をして変わったこと。

小さいものを数えればきりがないと思います。

たぶん自分が気付いてないところで変わってるところも沢山ある。

旅に出る前に持っていたテーマの一つに、「幸せを感じるボーダーラインを低くすること」というものがありました。

なんか聞いた感じは、あまりポジティブな雰囲気はないですよね。

だけど、言い換えると「あるものに感謝できるようになる」ということ。

当たり前に感謝する。

日本の感覚したら、劣悪な環境で重労働をしながら暮らしている人たちがたくさんいました。

そのような環境にいたら、日本での「当たり前」を求めることはできません。

シャワーから温かいお湯がでること。

電気がいつでも使えること。

水洗トイレがあること。

言葉が通じること。

危険を気にせず歩けること。

日本の当たり前が通じない環境では、「自分の当たり前」「幸せのボーダーライン」を下げることが必要でした。

お湯は出ないけど、水で体は洗える。

一日の半分は停電してるけど、あとの半日は使える。

ちょっと手間はかかるけど、手汲みの水で流れるからいいか。

言葉は通じないけど、ボディージェスチャーで頑張る。

夜は危険だけど、昼間なら大丈夫。

そんな風にボーダーラインを下げていく過程では、気付くことが沢山ありました。

「こうでなければならない!」なんて思ってたら、何もできませんでした。

体感で気づくこと。

それってすごい大事だなって思います。

僕が働いていた、スポーツの世界はもしかしたら、その逆かもしれません。

「自分に厳しく、今に満足せず、もっといい環境を求めろ!」

ハングリー精神が求められます。

それは決して悪いことではないし、自分を高めようと努力することは素晴らしいことだと思います。

日本の柔道や剣道のように、スポーツを通しての人間教育という考え方もあります。

しかし、「幸せのボーダーラインを上げる」過程で自分を見失ってしまう人も少なからずいます。

そんな時に、もう少し大きな価値観を持っている選手は、ハングリーな過程を経て、様々なことに気付いてきたんだと思います。

だからこそ、恵まれた環境にいることに感謝できる。チームメイトにも、スタッフにも。

今あるものに充足して、それをまたエネルギーに変えて、さらに頑張る。

《気づくこと》 頭で理解するのではなくて、実際に経験から来る感覚。

それを持っている人は強いなぁーと素直に思います。

だから、僕もセッションで大事にしたいなと思っていることは、クライアント自身が気づくまでのプロセス。

僕がするのは、クライアントが体感してもらうために適した環境を作っていくこと。

あっちにも道ありますよー。

こっちには川もありますよ。

あっち行ったら動物たくさんいるかもしれませんね。

よく分からない例えになってしまいましたが、そういう感じです。

だから選択肢を提供して、そこから選ぶのはクライアント自身。

頭での理解ではなく体感から気づけた人は強い。

そんなきっかけの場になれたらいいなぁーと思っています。

旅と身体

IMG_2946

私は昨年まで約1年半の長期の旅行をしながら、ロルフィングを含む様々な代替医療を学んでいました。

そこで感じたことは、旅をするのは身体を学ぶのに似ているな!ということでした。

旅に出たきっかけは、大きく言えば「知らないものを見たい・感じたい」という好奇心。

そこまでに達するには、もちろん紆余曲折がありましたが、

最後に後押ししてくれたのは、シンプルな好奇心だったと思います。

それは他の国の人や文化や景色、そして伝統医療や代替医療。

この「好奇心」というもの。

僕はすごい大事だと思うんですよね。

小さい頃には知らないものが溢れていて、すべてが新鮮ですよね。

子供は好奇心の塊。

でもだんだん成長すると、生活パターンは決まり大体のこと理解・予測ができてしまいます。

その環境では大体のことは計画ができてしまうので、楽ではあります。

でも人によっては、ちょっとつまらないことでもあるかもしれません。

旅をしていると、予測してないことばかり起こります。

見知らぬ土地に、見知らぬ人。

どんなに計画を立てても、その通りにはほとんどいきません。

だからこそ、その「予想外」を楽しむ心、好奇心が大事だと思うんです。

身体を学ぶことも同じだと思うんです。

身体って学べば学ぶほど、未知のものに思えてきます。

本をどんなに読んでも、何百の身体を見てきても、一人一人違います。

だからこそ、もっと知りたくなります。

全てを知ることがないと分かってるからこそ、今できることに集中します。

きっとロルフィングに来てくれる人も、そういう「好奇心」を持ってくれたから来てくれるんだと思います。

ロルフィングで私の身体どう変わるんだろう。

私この痛みがなくなったら、どういう生活できるんだろう。

もっと身体のバランスがよくなったら、どう踊れるんだろう。

様々な理由があると思いますが、

その一番奥にあるものの一つは、好奇心なのかなと。

だからこそ、そういう気持ちを持ってロルフィングを受けに来てくれる方にとって、セッションはとても楽しいものになると思います。

ずっと一番近くにあった身体なのに、こんなに知らなかったんだ。

こんな感覚あったんだ。

こういう動きもできるんだ。

こんな心地いい姿勢もできるんだ。

ひとつひとつが新たな発見。

そして、そんな発見がシリーズ中にたくさんあると思います。

旅もロルフィングも好奇心があるから楽しい。

好奇心がある限り、身体も心も変わるんですよね。