近況:定期勉強会とアドバンスコース開始

こんにちは!
新宿でカラダを根本から整える「ロルフィング」をしている佐藤です。

あっという間に12月に入り、今年も残り2週間ちょっと。
年越しをスッキリ迎えられるように、ラストスパートを頑張ろう!と思っているこの頃です。

さて、今日は最近の耕-ロルフィングの活動を紹介したいと思います。

11月、12月とロルフィングのセッションはもちろんですが、本気解剖学の開催、卒業生の定期勉強会、アドバンスコースのスタートなどがありました。

カラダへの興味とその楽しさを共有できる場をご一緒できていることに感謝です。


11月21日(木):本気解剖学第4期の『上肢編』の開催

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参加メンバー3人が風邪でお休みという、みんなの体調が気になる中でしたが、上肢の骨や筋肉を触りゆるめて、肩甲骨の動きの解析にペットボトルを持ち上げたり(笑)、とあっという間の1日でした。

今回は初めての試みとして、触診の時にマスキングテープを使いました。頭の中でのイメージだけでは難しいことがあるので、視覚で確認できたらいいかなぁと思い。 参加メンバーのみんなにもカラダを触るための辿り方が分かりやすかった!と言ってもらえました。

第4期も3回目となり、参加メンバーのカラダの見方や触り方がどんどん変わってきています。特に今回ビックリしたのが、参加者同士のディスカッション。

翼状肩甲(肩甲骨が胸郭から浮き出てしまう良くない状態)のチェックをしながら、

『上では引き上げる意識なんだけど、下におろして来たら、肩甲骨を引き落とした方が安定する感じ!』

『肩関節の位置がうまくはまってなかったから、外旋に入れたらよくなった!』

など、感覚と知識を組み合わせながら、それぞれの答えを見つけていく様子がとても嬉しかったです。


11月24日(日):本気解剖学第2期の卒業生 定期勉強会

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2ヶ月に1回のペースで定期的に開催している、『本気解剖学セミナー』の卒業メンバーとの勉強会。第2期の3回目の勉強会は、埼玉でロルフィングルーム WANINARUを主催しているマイコさんが、「酵素栄養学×解剖学」について発表してくれました。

酵素栄養学とは、「食べ物の酵素が、人間の健康にとって決めてになる重要な要素を持っていることに気づいた結果、提唱された栄養学」。

酵素は食べ物をカラダの中で消化するために必要なもので、体内にある酵素の量は一定らしいのです。なので、減る一方で増えることはないということ。日本人が食べ慣れていないもの(牛肉/豚肉/牛乳/小麦)や、自然界にないもの(食品添加物/人工甘味料/農薬)を食べると、この酵素が浪費されてしまう。そして、体内の酵素が0になった時には生きていられなくなってしまう。

だから、体内の酵素を無駄に消費せずに酵素を多く含んだ食べ物(生野菜やフルーツ)を食生活に取り入れることが大切な!酵素の働きが、人のカラダにとって大切なんだなぁ!と強く感じた時間でした。

マイコさんが、おすすめしてくれた消化酵素のサプリメントがこちら
→ Enzymedica ダイジェストベーシック
(僕も早速購入しました!)

そして、

栄養学は『今の自分の身体の状態」を知ること、何が必要なのかを理解することが最も大切。
そのためにマイコさんは血液検査をしているみたいです。

赤坂溜池クリニックで手軽に血液で健康度と栄養状態がチェックできるみたいですよ。

勉強会で、定期的に集まってお互いの知識をシェアできることに感謝!


11月28日(木)本気解剖学第3期の卒業生の定期勉強会

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本気解剖学第3期の卒業以来、初めての勉強会。卒業後、約2ヶ月ぶりに集まることができました。今回は、看護師として長年働き今後はヨガインストラクターとして活動していく理恵さんが、『足部』について発表してくれました。(勉強会当日は大切なオーディションがあり、そのあとすぐに駆けつけてくれました。ありがとうございます!)

足部の解剖学や機能、よく起こりやすい足の問題などの座学に続いて、足を緩めるセルフケアや内転筋を使った立ち方など、盛りだくさんの内容。

足部のリスフラン関節やショパール関節を動かすのは、なかなか難しいのですが、セルフでも簡単にできる動かし方を分かりやすくシェアしてくれました。セルフケアのあとは、足がスッキリして立った感覚が変わっていました。

参加メンバーからも嬉しい感想をいただきました。

足についてじっくりと学んだので、苦手だった足の骨の名前と配置、遂に覚えられたかもです!帰宅後、寝る前に布団の中で足の構造が再確認する様に浮かんできました!』

お互いの知識や経験をシェアしてもらい、ありがとうございました!
年明けの第2回も今から楽しみです。

 


12月9日(月):本気解剖学アドバンスコース 第1回『迷いをなくすための筋肉/筋膜の触診』

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本気解剖学セミナー卒業者向けの『本気解剖学アドバンス』を初開催しました!
第1期、2期、3期から精鋭のメンバーが集まってくれました。

全6回シリーズの第1回は『迷いをなくすための筋肉/筋膜の触診』をテーマに、じっくりと筋肉のたどり方から、さわる時のランドマークとなる骨の指標、大きな筋肉から前腕の細かな筋肉まで一つ一つ確認していきました。

今回の山場は、、『前腕の筋肉の触診』

体の中でも特に細かな筋肉が密集しているところで、一つ一つをさわり分けるにはコツと練習が必要なところ。一般的には、それらを全部まとめて「前腕の屈筋群」や「前腕の伸筋群」とまとめてしまうことがほとんどです。

こんな感じに密集。だからこそ、手の繊細な動きが可能になるんですね!

(画像では、肘関節の屈曲筋の腕橈骨筋も入れています)

骨のランドマークを出発点に、筋肉をさわり、動かし、輪郭をとる。
頭の中のイメージを3Dに、実際のカラダに当てはめて、探る。

そんな作業を繰り返しながら、どんどんうまく触診できるようになる参加メンバーの様子が嬉しい時間でした。施術やセッションの中でも、自信を持ってカラダに触れるようになってもらえたら嬉しいです。

解剖学に自信が出ると、ポイントを抑えて必要な箇所に時間をかけられるようになるので、施術やセッションの効率アップになります。セッション時間を有効に使えると、心の余裕も生まれて、カラダの反応を冷静に感じられるニュートラルな状態にもいやすくなると思います。

これからの半年間このメンバーと同じ時間を過ごせること、グングンと成長していく姿を見られることが楽しみです!


そして、来週には本気解剖学第4期の「体幹/脊柱編」があります。

年内の最後の参加メンバーとの時間が楽しみです!

皆さんも風邪をひかないように、カラダを暖かく、いい年末をお迎えください^^

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