みなさん、こんにちは!
新宿で筋膜を中心にカラダを深層から整える『ロルフィング』をしている佐藤です^^
今日は前回の過去ブログの続きで、中国で中医学を勉強していた時のブログを紹介したいと思います。
現在のロルフィングのセッションでアプローチしているポイント(筋肉や筋膜)と、中医学の経絡や経穴でかぶるところも多く、中医学と解剖学の関係性をこれから深めていけるといいかな、と自分自身ブログを読み返して思いました。
最近はオステオパシー系の本を読むことも多くなりましたし、アプライドキネシオロジーは中医学の考え方を取り入れていているところもあるようなので、セッションに取り入れていけたらいいかな、と思います^^
※ ここから過去ブログ(2013年7月)
中医学を学び始めて10日目。
なんとか順調にやっています!
Meridian(経絡)を覚えるのに時間を割いているこの頃。
※追加写真
(手のひらサイズの本で、Acupoint:経穴の位置を分かりやすく説明してくれています)
英語の本なので、日本では売ってないかもしれませんがオススメです。
先生に急にふられていつも言葉に詰まってしまうので、今日こそはと!意気込んで覚えていった今日、、、、
クラスがキャンセル。。。
いつでも答えられるように準備しておけ! という戒めだろう(笑)
ということで、クラスキャンセルの土曜の午前を使ってブログを書く事にしました。
勉強しろ、俺!
クラスと言っても、患者さんの治療をしながらの授業なので、実践で経験を積みながら勉強できるのはありがたい!(実践で学ぶという今の本気解剖学にも繋がっている気がします。)
この前、初めて患者さんに鍼灸をした時はかなり緊張しました。。
汗だらだら。。
マッサージ、鍼灸、カッピング、先生の指導のもと患者さんに触らせてもらえるのはいい経験です。
それと同時に、中医学の効果も感じています。
マケドニア(どこ??っと思った皆さん、ヨーロッパにあるギリシャのお隣の内陸国らしい)から来た患者さん。
2年間左足の感覚が薄く、動かすことも難しかった状況。
が、ここの病院に来てから二日間鍼灸とマッサージの治療をしたら、左足の感覚が戻り動かせるようになった!
もちろん効果は人によってだと思うけど、ここまでの早い効果を間近にすると、、、
この患者さん以外にも、この病院には世界各国から様々な病気の患者さんが来ています。
ALS という全身の筋肉が萎縮していく病気の女性や、ふくらはぎが異常に腫れてしまっている患者さん(この方は西洋でいうswellingとは違い、qi swellingというものらしい。)や全身の筋肉の痙攣が止まらない患者さん、前の病院でパーキンソンと診断された方。
これは膝の痛みに苦しむ患者さん。
Arthritis と診断され、鍼灸、カッピング、マッサージの治療をされています。
スキンニードルという器具を使って、カッピングをする前に皮膚を叩いて血を滲ませる。
そうするとカッピングの中に血が出てきます。跡はこんな感じになります。
下痢の治療をする患者さん。
棒状のもくさに火をつけて、特別な箱状のものに入れて腹部を温めます。
この患者さんは顔の左半分が麻痺しています。
針は反対側に刺されます!
鍼灸、マッサージの技術に優れた先生。
マッサージの最後には気も使います。
こっちは上海でグアシャ治療を受ける、友人のヌッキー。
水牛の角でできたヘラで刺激を加えます。
皮膚の経絡や反射区をヘラで擦り老廃物を排出させる。
まだまだ奥深い中医学をえぐっていきます!
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