世界一周に必要なこと/学んだこと。これさえ知っていればタビは100倍楽しい!

World

ちょうど昨日で世界旅行(再出発)から2年が経っていたらしい。

2012年12月に世界旅行に出発して、翌年の5月に一時帰国し、同じ月に再出発。

タビの中でたくさんの出会いがあり、学んだこと、そして「ああしておけば良かった」少しの後悔があります。

これから世界一周や長期の旅行に出る人の役立つ情報になればいいと思い何点か書き留めておきたいと思います。


1. オープンな心

Open-heart

世界旅行などの長期の旅になると、様々な予期しないことが起こります。言語や文化が違う国ばかり。しっかりとプランを立てて、行動することはなかなか出来ません。

「予期せぬもの」を楽しめる人は、「タビが上手い人」なんですよね。
そこを楽しみにタビをしている人も多くいます。

予算や時間の関係で変わってくると思いますが、なるべく地元の人が使う交通機関やお店、宿を使うことをお勧めします。

観光地に行くのももちろん楽しい経験ですが、地元の人にとっての日常ほど僕たちにとって新鮮なものはないです。

それは、日本ほどしっかりとした国はなかなかないということ。

交通機関は時間きっちりに動き、物をなくせばそのまま戻って来る。夜も身の危険を感じず歩けるし、お腹を壊す心配もなく食事ができる。

日本基準をいつまでも持っていると、タビが苦しくなってしまいます。
視点を変えて、今そこでしか味わえないものを楽しむココロがタビが上手い人。

先入観なくニュートラルに、まずはいろんなものに興味を持ちましょう!


2. テーマを決める

aim

長期の旅行に出る人には、しっかりとしたテーマを持って廻る人もいるし、自由にその場の出会いを楽しみに廻る人も、いろんなタイプの旅行者がいます。

僕の場合は代替医療や伝統医療を学ぶというテーマがありましたが、それだけでなく様々な国の文化や人に触れてみたいという単純な興味もありました。

その中で感じたことは、「ある程度の優先事項を決めておくこと」がとても大事だということ。

旅中には、第一に述べたように「予期せぬこと」がたくさん起きます。
だからこそ、「こだわるもの」と「こだわらないもの」の境界線を持つことが大事。

どこに自分のエネルギーや時間/お金を費やすのか?

僕の場合は、「学ぶ」というテーマを優先する為に、授業料や教材費にはお金を惜しみませんでした(こだわるところ)。その代わり、それ以外はかなりの貧乏旅行でした(こだわらないところ)。

世界中の星空を見る、世界中の人の髪を切る、世界中の料理を食べる、世界遺産を巡るなど、いろんなテーマを持った人がいました。

旅の中で指針がはっきりしていると、行くべきところに行き、会うべき人に会えるようになります。

そして、テーマがあるとその他のところには余裕が生まれ、予期せぬものを楽しめるようになります。

自由を楽しむ為に、まず一つテーマを持ちましょう!


3. 旅先での出会いを大事にする

tumblr_inline_mgj6nlfSzz1qizw9b

旅を振り返ってみると一番記憶に残っているのは、旅先で出会った人やお世話になった人だということに気がつきます。

それは、一人で出来ることには限りがあることに気がつくからだと思います。

どう頑張っても一人ではどうしようもない、どうにもならないことが旅中には起きます。そこで「人を頼ること」を知らないと、危険なことにもなりかねません。

僕も旅の当初は無理をしすぎて、言葉もわからない見知らぬ土地で夜中に4-5時間迷っていたことがありました(笑)

時に人に頼ることは、大切な旅の出会いにもなります。そして、頼ることができると、何か返せないかとこっちも考え始めます。

相互の関係性を意識するだけで、旅の出会いの幅は大きく変わっていきます。

もちろん最低限の危険を察知することは大切ですが、日本にいる感覚で一人でやりきろうとするよりは、人の優しさを受け取る寛容さをもつことも大事です。

その場で返せなかったとしても、何かの形で恩を返すタイミングが来ます。

積極的に動き、時には頼り、出会いを楽しみましょう!


4. 最低限の危険情報

images

旅先ではもちろん危険な場所もたくさんあります。

まずは予備知識として、そういう場所に行くべきかどうかという判断があります。
そして、行っても大丈夫という判断をしたら、その土地で危険を防ぐ知識も必要になります。

今はタビ人のブログや宿の情報ノートなど、それらの情報を得る方法はたくさんあります。特に宿での他のタビ人との情報交換はとても大事です。

先を行く知り合いがいたら、これから行く土地の新しい情報も手に入れることができます。そこらへんの助け合いも旅ならではかもですね。

おすすめのサイトはこちら。
りり記
http://liliki.blog.fc2.com/

サイト主さんとはインドの瞑想プログラムで出会い、2013年に帰国されていますが、このブログでは宿や食べ物/交通手段など幅広く網羅されています。僕も旅中は何度もお世話になりました。

旅先では各地特有の詐欺や強盗手段もあります。

例えば、タンザニア(中央アフリカ東部)の首都ダルエスサラームではタクシー強盗や中国の上海のティーセレモニー詐欺など。

予備知識があれば防げるものだからこそ、前もっての知識は大事です。


まとめ

freedom-1

タビの形は人それぞれあり、これが正しいというものはありません。自由なもの=タビ。だからこそ、多くの人を惹きつけるんだと思います。

しかし、制約がないところで自由を感じ続けることは難しいところもあります。

新鮮に自由を感じ続ける為にも、ある程度のやるべきこと(テーマ)を持ちながら、オープンに出会いを求めると楽しいタビが出来ると思います。

自分を守る知識をしっかり持ちながら、目の前にあるものを楽しむココロを持って、タビを100倍楽しくしましょう!

コメントを残す