みなさん、こんにちは!
耕ロルフィングの佐藤です。もうすぐハロウィーンですね!
セッションルームもハロウィーンムードになっています。
先日、ピラティスを中心に活動をされている藤田英美さんにご紹介いただきヨガインストラクターであり、ヨーガ療法士の勉強をされている中島千代子さんを含めてのお食事をさせていただきました。
中島さんの息子さんは不登校経験があり、悩んでいた時に中島さん自身がヨガを始めたことで気持ちが楽になった経験から、
現在は同じような悩みを持つお母さん方の力になりたいと活動をされています。
(ヨーガセラピー体験会もやってらっしゃるようなので、興味がある方は上記のホームページから^^)
話していると、
不登校をしていた本人(僕)と、不登校児の親御さんや周りの人(藤田さん、中島さん)の感じ方の違いが見えてきました。
親としては子供を学校にも十分に通わせることができない、、と自己否定感を持っていたこともあったと。
当人としては、学校に行ってない自分のことを悲しんだり、それによって親が自分自身を責めたりしていることの方が、辛いと思っています。
僕自身の経験を話させてもらうと、記憶にある限りでは、「学校に行きなさい!」と親に言われたことは一度もありません。
それを話すと、「すごい親御さんだね!」と。
それがどれだけ大変だったことなのか、恵まれた環境にいたんだなぁと痛切にいま感じます。
不登校と聞くとあまりポジティブなイメージはないかもしれませんが、
僕は「不登校で良かったな!」と思っています。
(周りには色々と苦労をかけたとは思いますが。)
その一番大きな理由は、好きなことに集中することができたから。
不登校をする子は、「好きなことに没頭することができる才能」を持っていると感じます。
フリースクールで出会った子は、
野球が好きで素振りばかりしている子、
絵が好きで一日中絵を書いている子、
バイクが好きで、バイクレースのビデオをずっと見ている子、
漫画が好きで漫画家を目指している子、
お笑いが好きで、バカ殿を繰り返し見ている子、
など
脇目も振らず(学校に行くことすら)、好きなことに没頭できることは凄い才能だと思います。
偶然にも最近読んだ本は、
「好きなことをする」
ということがテーマの本ばかりでした。
モチベーション革命では、
『先の見えない、この変化の時代において間違いなくいえること。それは、一見非効率に見える人間の「好き」を突き詰めて、その「好き」に共感する人が「ありがとう」とお金を払ってくれる”偏愛・嗜好性の循環”こそが、残っていくということです。』
革命のファンファーレの中では、
『ストレスがかかる仕事から順にロボット化されて行き、ストレスがかかる仕事がみるみる世の中からなくなっていくではないか。自動改札が生まれ、改札口から駅員が姿を消したような変化が、今アチコチで起こっている。《中略》 好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。ここからは”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ。』
そう考えると不登校のみんなはこれからの時代を支えて行く子たちなのではないか。
学校行かない=ネガティブをポジティブに。
学校に行かないくらい、好きなことを持っている自分軸のある子
という新たな価値観を作りたいです。
そんな考え方ができれば、本人も親御さんももっと楽に暮らせるはず。